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Vol.3
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スポットライトを浴びる主役の影で、舞台を支えるスタッフや名脇役、そして仕掛け人。
楽屋や舞台袖を縦横無尽に走り回るこれらの人々にスポットを当て、舞台づくりの魅力や苦心談などを連載します。 |
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毎年7月に、県立劇場を全館使って催される吹奏楽コンクール県予選。今年は186団体、延べ約6,300人が、県代表の切符をめざして挑戦します。この一大イベントを陰で支える一人が事務局の原弓子さん。本番に向け、準備でお忙しい合間を縫ってお話を伺いました。 |
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コンクールが始まると、いつも受付でお見かけしますが、いつごろ、どういうきっかけで事務局のお手伝いをなさるようになったのですか?
事務局は、以前は玉名女子高校の中にあったのですが、昭和58年に熊本市内に移転しました。当時、吹連の事務局長だった玉名女子高校の森義臣先生が、移転する事務局を手伝ってくれないかと誘ってくださって関わることになりました。
コンクールは吹奏楽連盟の中でも最大のイベントだと思いますが、その準備はかなり大変なのではありませんか?
4月頃からはとても忙しくなるので、家に仕事を持ち帰ることも多いのですが、家族の理解と支えでこれまでやって来れました。
ところで、原さんご自身の吹奏楽のご経験は?
高校時代に玉名女子高校で3年、社会人になってからは九州産交の吹奏楽団で7年間、トランペットを吹いていました。
最後に、コンクールに向けてスタッフとして一番心配なことは?
去年は大雨の影響で3校がコンクールに参加できませんでした。出場するみなさんは、毎日厳しい練習に明け暮れているだけに、全団体が無事に本番を終えられるように祈りたいですね。
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熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.75より
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