コンサートや施設見学のほか、アウトリーチ事業などで県立劇場と深く“つながる”学校をご紹介します。今回は、10月8日にヴァイオリニストを招いてアウトリーチ事業を開催した、菊陽町立菊陽中部小学校 音楽の宮田和奈先生にお話を伺いました。
初めてのヴァイオリンの音に
歓声をあげる子どもたち
菊陽中部小学校は全校児童782人。毎年5年生がアウトリーチ事業を経験しています。これまでにもソプラノや金管バンドの方たちに来ていただきました。
4月に赴任してきたばかりの私から見て、この学校の子どもたちはとても素直で元気です。特に男の子、すっごく元気。今日のアウトリーチ事業でも、初めてヴァイオリンに触れたというのに、ヴァイオリニスト緒方愛子さんと物おじせずにイキイキと共演する姿が印象的でした。
見ている子どもたちもピアノ伴奏の榎元圭さんの巧みな指の動きをその場で真似てみたり、教師の私としてはもう少し大人しく聴いてほしいなと思ってしまうほど、本当にワクワクしていたようです。
甘く豊かな香りを放つ人参の産地として有名な菊陽町。学校給食には毎日人参を使ったメニューがでますが、子どもたちはみんな残すことなく食べています。その日の給食の食材を作った農家の方が紹介されるキャロッピーデイなどの取り組みで、農家の方の思い、食べ物の大切さが子どもたちにも伝わっているのでしょうか。
昨年完成した新校舎。壁には裏に当時の全校児童がメッセージを書いた板が使用された。
音楽においても、技術や知識の習得だけでなく、演奏される方たちの思いや頑張ることの楽しさを感じてもらえたらと願っています。
熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.163より
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