コンサートや施設見学のほか、アウトリーチ事業などで県立劇場と深く“つながる”学校をご紹介します。今回は、7月9日にピアニストを招いてアウトリーチ事業を開催した、御船町立七滝中央小学校・木屋秀章校長先生にお話を伺いました。
「ピアノの秘密」に興味津々の子どもたち
今回は5年生と6年生23人を対象に、「ピアノの秘密」というテーマで演奏やお話をしていただきました。ピアノの前板を外して演奏時の部品の動きを確認したり、弦をたたくハンマーの実物を触ったり、子どもたちも目を輝かせて参加していました。
印象的だったのは床に寝転がって曲を聴く場面。星が瞬く宇宙の神秘を感じるかのような演奏と講師の方の優しい語りに、子どもたちの想像力も大いに膨らんだことでしょう。軽快な曲では演奏に合わせて体でリズムを刻んでいる子どももいて、やはり音楽は体で感じることが大切なのだと改めて思いました。
七滝中央小学校は、御船町の中山間地に唯一残る魅力ある学校です。自然はもちろん、歴史も文化もとても豊かな土地で、子どもたちは地域の方々とも活発に交流しています。この地域に受け継がれてきた太鼓を、上級生が下級生に伝える形で練習しており、地域の行事等で演奏しては皆さんに喜ばれています。
豊かな感性を育む「七滝中央小学校」
生の音楽に触れた経験は子どもたちの記憶に鮮明に残ります。県劇から文化を発信し、各地に届けてくれるアウトリーチ事業は大変ありがたく、今後もぜひ続けていただきたいと思います。
熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.160より
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