コンサートや施設見学にお越しいただいたり、芸術家を派遣するアウトリーチ事業でうかがったりと、県立劇場と深く“つながる”学校をご紹介します。今回は、「ルーテル学院音楽会2013」を終えたばかりの、ルーテル学院中学・高等学校の常定知基先生にお話をお伺いしました。
音楽会での全校生徒合唱に向け合同練習に励む1、2年生。他にコーラス部など音楽部の演奏も披露される
「ルーテル学院音楽会」は、本学院が開催する音楽の発表会の中で最大のものです。全校生徒合唱やコーラス部などの音楽部演奏のほか、中学・高等学校の全生徒の中からオーディションで選ばれた出演者が、県立劇場コンサートホールの舞台に立ち、大勢の聴衆の前で日頃の練習の成果を披露します。演奏するのはピアノや声楽、弦・管楽器などさまざま。オーディションを受けるのは高校芸術コース音楽専攻の生徒が多いのですが、中学生やそれ以外のコースからチャレンジしてくる者もおり、自分の力を試すよい機会になっているようです。
キリスト教の精神に基づく人格教育を行い、未来に希望を与える慈愛に満ちた人間性を育む「ルーテル学院」
今年は9名の生徒が出演しましたが、県立劇場のような素晴らしいホールで演奏できる機会はそうそうなく、生徒たちには緊張感とともに憧れに似たワクワク感があったと思います。普段とは違う精神状態で舞台に臨む経験は、演奏がうまくいったかどうかにかかわらず、今後の活動に生きてくることでしょう。音楽家として後々立っていくためには、自分の中にあるものを音楽に変えて伝えていく力が必要です。その力は聴衆に聴かせる機会が多いほど増していきます。「ルーテル学院音楽会」もその機会の一つ。これからも、選ばれた生徒はルーテル学院の代表として、自信を持って演奏してほしいと思います。
熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.152より
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