御船町立高木小学校
県劇つながる学校
 コンサートで、施設見学で、芸術家を派遣するアウトリーチ事業で、等々、県立劇場と深く“つながる”学校をご紹介します。
今回は、7月10日(水)、熊本県立劇場演奏家派遣アウトリーチ事業でクラリネット奏者 コ田香南さんの授業を間近で体感した御船町立高木小学校の嶋ア愛先生にお伺いしました。

クラリネットの音の出る仕組みを体験する児童たち。音が鳴るたびに、拍手が湧き起こった。
 コ田香南さんが学校へ演奏にいらっしゃると聞いた時から、子どもたちはカウントダウンをしながら、その日を心待ちにしていました。音楽の時間ではリコーダーと鍵盤ハーモニカぐらいしか楽器を使うことがなく、鑑賞でもCD等録音したものに触れることが多い児童にとって、アウトリーチ事業は目の前で本物の音楽に触れることのできる大変貴重な機会です。
 今回授業を受けたのは、クラリネットを見るのも、クラリネットの生の演奏に触れるのも初めてという3・4年生、25名。ピアノの伴奏に合わせてクラリネットの代表曲5曲を聴かせていただいたほか、楽器の仕組みの解説には児童も私たちもびっくり。また、マウスピースで音を出す体験をするなど、短い時間の中でクラリネットに関するさまざまなことを教えていただきました。
農業体験や陶芸製作などを通して児童の豊かな心を育む「御船町立高木小学校」。
 音域の広さにびっくりしたり、やさしい音色にうっとりしたりと、演奏のたびに変化する子どもたちの表情がとても印象的でした。授業終了後、「中学生になったら吹奏楽部に入る!」、「クラリネット買ってください!」という児童たちの反応に、改めて生の音楽の力を実感しました。子どもたちの豊かな感性を育むために、来年もぜひアウトリーチ事業を実施できればと思っています。


熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.148より

県劇つながる学校vol.4へ 県劇つながる学校Vol.6へ