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1983年、熊本市のニュースカイホテルに25階建ての東館が増設された時、ロビーの壁面に収まるように描かれたのがこの絵画。大胆な色面と繊細な線で描かれた、マナブ間部(1924〜1997)画伯の傑作の一つです。2005年のホテル改修時に、熊本県立劇場に無償で貸し出されました。
この絵に添えられた画伯の言葉が、作品に込められた想いを十分に伝えています。「私は土が好きだ。(中略)大地に生きる者の強さ、何千年の歴史を地球に刻んできた人類の行進。太陽と月と星、朝と昼と夜、光があり闇がある。そして我らはより良く生きるため文化を目指して行進する。そんな勝手なことを考えながら、この作品を制作した。」
(資料提供:熊本県立美術館)
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