Vol.11 日時 : 2003年8月24日 20:05  件名 : 帰りました [2003.8.29]
 本日、さきほど東京の部屋へアトランタ2週間の出張からもどりました。
当初の心配をよそに、とても人に恵まれ、充実しました。私の英語でちゃんと教わってこれたので、なんだかどうしてできたんだろう?みたいな感じです。頭はしっかりキャパを越えて3倍くらいふくれているようです。
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 心配していた時差ボケ、年のせいか、アトランタでは一週間たった金曜の午後から出た。でも、仕事に差し障りがほとんどない出方だったので幸いだった。現地で、時折同僚が私のコンピュータに表示されている、日本時間を見て、「今は真夜中だね〜」なんてひやかしていた。24時間表示じゃなくて12時間表示だったので、AM、PMを消しておけば1時間先にすすんでいるだけだったから。でもまっ逆さまの時間。身体はついていけてるのかなあ?

 新しく立ち上げる会社用のウェブデザインや編集の担当になってしまったので、それを英語で習う、というコワイ出張だった。でも、研修じゃなくて、一対一。しかも、とっても楽しいアメリカの同僚だったので、時間は私と無関係にどんどん過ぎていった気がする。しかし、アトランタは夜の9時ごろやっと暗くなる?業しても7時ごろではまだ昼間の3時半くらいの明るさだ。だから1日が2倍あるような気がする。
「明日映画に行かない?」
映画に誘ってもらった。
「週末はどう過ごすの?」
なにげに何人かが気にしてくれる。現地で15年ほど働く日本人のヒロさんがいつもみんなに私を紹介してくれた。ヒロさんやそのうちの何人もが私とアフターファイブを共にしてくれた。

 最終日はみんながハグ(抱き締め)に来てくれた。こういうのは日本じゃありえないけど、なんだか本当にいいことだと思った。上司とハグ。男の同僚がハグ。もちろん女の子ともハグ。日本では近頃どうやってスキンシップがあるかなあ?でも、やっぱりヒロさん(男)とはハグはしなかった。感謝の意をこめて握手を申し
出た。やっぱり、私は日本人だな、と思った。

 英語だらけで、「really?」とか「All right]とか相づちをうち続けていたらなんだかちょっとはずかしい気がしてきた。なんか違うんだよね〜、自分と。ま、いいか、というところで日本人的な自分を楽しんだ。思いではちょっと歩けば自然に残る。そんなかんじです。

 それらを後からかみしめている今日この頃。マリコがんばった、の巻きでもあるけど、おっと、もう、夜中の2時。一度眠ってみたけれど、あ〜あ〜、時差ボケだあ!
では。-END-
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