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歌舞伎に代表される日本の舞台は、花道を設けることで、客席をも演劇空間に取り込む壮大な仕掛けになっていました。一方、ヨーロッパの舞台は奥行きを深くすることでダイナミックな空間を演出してきたのです。
熊本県立劇場の演劇ホールの奥行きは20.5mもあり、オペラやバレエなど西洋の舞台芸術にも対応できるサイズです。客席の奥行き(28m)と較べても舞台の奥行きの深さがお分かりいただけると思います。
また、間口は演目によって広げたり狭めたりできるように、可動式の装置が付いています。 |
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熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.97より
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