県劇を飾る
設立当初のアイキャッチャーマーク  設立当初のシンボルマーク  
   
 
  vol.10      
      設立当初の《アイキャッチャーマーク》《シンボルマーク》
デザイン:入江 繁
 
             
      熊本県立劇場設立当時に創られた《アイキャッチャーマーク》と《シンボルマーク》。
いずれもデザイナーの入江 繁氏のデザインによるものです。
 
             
         
 

 熊本県立劇場の中に入る時、ドアガラス等に描かれている《アイキャッチャーマーク》にお気付きでしょうか?「KUMAMOTO」の文字を仮面にデザインし、燃え盛る火のイメージを持たせた《アイキャッチャーマーク》。入江 繁氏の凝ったデザインです。
 《シンボルマーク》の方は、演劇ホールの鳥屋(とや)口に掛かる「揚幕(あげまく)」に描かれています。鳥屋とは、花道を出入りするための控えの小部屋のことで、役者が花道に登場する時、さっと揚がる鳥屋口の幕を揚幕と言います。このシンボルマークは、同じく入江氏のデザインで「くまもと」の文字を歌舞伎の隈取りにデザインし、やはり火のイメージを加味したものです。

 
     


熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.118より


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