第251回「ありがとうございます!」 [2009.2.17]

 少しタイミングがずれてしまいましたが…。
 私の講談社の本とドレミ楽譜出版社の本が重版になりました。ここに改めて感謝を込めてご報告させていただきます。ありがとうございます!

「お父さんのためのピアノ教室」(ドレミ楽譜出版社)が
2008年12月30日付けで第15刷になりました。
http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante_book.html

「40歳からのピアノ入門」(講談社)が
2009年1月30日付けで第5刷になりました。
http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante_book02.html

 全く見ず知らずの沢山の方が、どこかで私の本を手にして読んでいただいているかと思うと不思議な気がします。そして、読者の方からよく「元気をもらいました」というようなお便り(メール)を頂くのですが、そんな読者の皆様の声に私の方こそ大変な元気を頂いています。共感して頂ける方や励まして頂ける方がいらっしゃるというのがうれしいです。
 そんな皆様とこれからもずっと一緒に大人のピアノを楽しんでいけたらいいなぁと思っています。

 実は、そんなご報告をmixiの日記に書いたところ、それを見た方々からお祝いのコメントを頂きました。そこで皆様のご了解を頂いて、その内容をここに改めてご紹介させていただきます。

【muffinさんから】
凄いですねー。
今後ますますのan弾手さんのご活躍をお祈り申し上げます。

【水上の音楽さんから】
おめでとうございます!
こちらこそよろしくお願い致します。

【nao さんから】
素敵なことですね。
おめでとうございます。

【中島弾ディさんから】
an弾手さん、こんばんは。
第15刷重版、本当におめでとうございます

ピアノを始めたばかりの初心者おじさんが手にしたい「お父さんのためのピアノ」、書店の本棚には相当な種類と数が並ぶのに、an弾手さんのピアノ教本が高いロジスティック曲線で重版がなるのも、ピアノ奏法のご説明そのものもそうですが、その中の気軽な呼びかけが心を打つのかもしれません

「人前で弾こう」、「仲間を作ろう」の呼びかけもそうでしたが、私には特に「華麗なるアルペジオでカッコよく弾いて」と気持が動いて買ってしまいました。そしていつの日か、会社の同僚を連れてきてピアノの前に座ってもらって、華麗なるアルペジオでうっとりさせてみたい、などとすぐに夢を持ってしまいました。不思議でしたね

そして何より、コード奏法のご説明ですが、左手の親指の使い方を見た時、「なるほど、これかー」と自分のうやむやを掃って下さいました。
初心者用のどの教本も教えてくれてない、所謂パターン2の親指の使い方でした。

コードCなら、ドソドミ、それを左手5→2→1→1で弾く、この1→1の親指の動かし方を知ってから、指をくぐらす、かぶせることなく、初心者のおじさんには正しく魔法のようなピアノの弾き方と出会った気持になり、それからというもの自分に合った易しい曲が楽しく弾けるようになりました。
小田和正の「あなたに会えてほんとによかった」ではないのですが、このパターン2、そしてパターン3に会えてほんとにピアノを弾くことが愉しくなりました。
本当にありがとうございます

重版15刷の次の飽和状態も広がるでしょうから、更なる重版でますますこの本を手にする初心者が日本全国たくさんいるはず、こんな風に感じて感激する方の気持ちに感情移入されそうです。

an弾手さんの教本を基本にこれからもずーと、初心者おじさんの私もピアノをゆっくりと楽しみたいと思います

今後ともよろしくお願いいたします。

【白と黒さんから】
おめでとうございます。
すごく分かりやすいコード入門書でした。
あのまま翁の理論書で悶絶していたらいまの音遊びを楽しむ私はいなかったなと、しみじみ懐かしく黄色い本をながめていました。
あの楽譜は友人に随分プレゼントとして買って渡したりもしています。
いい本です。
これからも執筆や演奏活動などいろんな分野でのご活躍を!
上京の折にはまたご一緒させてください!

【いち愛さんから】
おめでとうございます。
an弾手さんの本はモチベーチョンの源です。
動かない指にめげそうになると見上げる(エレピの上の棚にありますの。)ようにしています。
まだまだ コード奏法も何もよくわからずにおりますがずっと続けていきたいです。
音は楽しい デスネ〜

【Liquaさんから】
本を通じて直接交流があったりしてたですよね、次は、重版ですか!
いい流れですね!!すてき〜♪

【まろさんから】
おめでとうございます。
それだけ多くの皆さんに喜ばれてるという証拠ですね!
これからもご活躍お祈りしてます。

【こあらさんから】
おめでとうございます!
理論書って、たいていは小難しくて、「それが分からないから本買って勉強しようとしてるのに〜」と突っ込みたくなります。
an弾手さんの人気の秘密は、読者の気持ちに寄り添って励ましてくれる温かさかな、と思います。
楽しいですよね〜

【プルミエさんから】
こんにちは
それは、おめでとうございます。
よかったですね。嬉しいでしょうね〜〜
わたしは最初の一冊しかan弾手さんの本を買っていませんので、又いつか購入してコードも勉強していかないといけませんね。
なかなかわたしたちはコードのことは、そっちのけで弾いてますから 。
導入の部分しか生徒さんにも教えませんし・・
わたしも、an弾手さんのようにコードでバリバリ演奏できるようになりたいです。
また、いつかお話も聞かせてくださいね。

(an弾手より)
皆様、心温まるお言葉をありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします!

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 最近、知り合いの人からピアノのレッスンを頼まれました。公式にはリアルでのピアノレッスンはお引き受けしていないのですが、顔見知り、ということもありお受けしました。
 自宅に来てほしい、ということで出掛けて行ったのですが、素晴らしいお部屋でした。広〜いサロンのような空間にグランドピアノ。クラシックを永年されているようなのですが、とにかく楽譜が無いと弾けないのが悔しいとか。楽譜にとらわれずにピアノを楽しめるようになりたいとのことでコードの基本からお話しました。もともとピアノが弾ける方なので飲み込みの早いこと。あと2回くらいしたら曲に入れそうです。
 話をしながら、私も色々と勉強になっています。

 
−an 弾手−


第252回「諸田由里子ピアノコンサート」 [2009.3.3]

 1年数ヶ月振りに、諸田由里子さんの生ソロ演奏に再会してきました。
 (前回のコンサートでの「夢の体験」はバックナンバー第203回に書いています。)
 正確に言うと、昨年、熊本県立劇場であったソプラノ歌手のリサイタルの伴奏で来られた時にもお聴きしていますが、ソロ演奏はあの「夢の体験」以来です。
 今回も前回と同じく、くまもとピアノの社長さんからご案内を頂きました。

 会場は熊本市内の某温泉健康施設の3階イベントホール。開演15分位前に着いて中に入ると、会場内に並べられたパイプ椅子は8割方埋っています。前方にグランドピアノ。私は空いていた真ん中くらいの椅子に掛けます。
 開演時間が近づくにつれどんどんお客さんが入ってきます。とうとう坐れない人がたくさん出て、係りの人が急遽椅子を増やす事に。120名位はいたでしょうか。そう広くないホールは満員になってしまいました。

 いよいよ諸田由里子さんの登場です。スラッとした身体に大きく肩の開いた黄色とオレンジのロングドレスをまとい、いつもの由里子スマイルを漂わせながらピアノの前に立たれると、一瞬で会場が明るく華やぎます。
 今回も、前回と同じく諸田由里子さんのフレンドリーなおしゃべりから始まりました。普通、クラシックのコンサートでは演奏者はあまり喋らないですよね。スーッと登場しておもむろに演奏し、終わると一礼してスーッと引っ込む、というのが通例ですが、諸田由里子さんのコンサートは(と言っても、まだ2回しか聴いてませんが)とてもフレンドリーなMCが入るんです。それも爽やかな笑顔を振りまきながら話をされるので、クラシックというよりPOPS系のライブのようで思わず引き込まれてしまいます。分かりやすい曲の解説で、クラシックの知識があまり無い私にもプログラムの曲がとても身近に感じられました。

 1. ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 k.333 モーツァルト
     第1楽章 アレグロ
     第2楽章 アンダンテ・カンタービレ
     第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ
 2. ノクターンより ショパン
     第1番 作品9−1
     第2番 作品9−2
     第13番 作品48−1
 3.「版画」より ドビュシー
     1.バゴダ(塔)
     2.グラナダの夕べ
     3.雨の庭
 というプログラム。私はこれを見ただけでは、正直何のことか分かりません。
 ところが、コンサートの最初と各曲の合間の優しい説明トークを聞いてから諸田由里子さんの繊細でダイナミックな演奏を聴くと、目からウロコのように分かった気分になり、なんだかいっぱしのにわかクラシック通になったような楽しさを味わわせていただいたのでした。

 プログラムの構成は時代順。
 まず、ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 k.333は、1778年モーツァルト22歳の時の作品。オペラのように、旋律だけでなく伴奏の部分にも大きな意味がある。少ない音、長い音など、一つずつの音に意味がある、というような説明…だったっけ。(もし、間違った事書いてましたら、私の聞き違いか記憶違いです。あしからず。)フムフム、そういうことか、と思いながら演奏を聴きます。

 続いてショパンのノクターン。第1番と第2番はモーツァルトのソナタから約60年後、ショパン21歳の時の作品。ほお〜。22歳とか21歳とか、二人とも随分若い時の作品なんですね。それにしてはしっかりした大人の音楽だなぁ。
 それはともかく。時代が下ると音楽の形式も変わってくるらしい。モーツァルトの時代は王様のための宮廷音楽で形式を重んじていたのが、ショパンの頃になると音楽も市民のものになり、形式より人の感情の起伏を表現するようになってきたらしい。なるほど21歳のショパンの切ない気持ち、揺らぐ感情が伝わってきます。
 そしてノクターン第13番。こちらはショパン31歳の時。先の2曲より10年が経って、音は円熟味を増し、深い苦悩さえたたえているのがなんだか分かるような…。

 さて、さらに時代は下ってドビュシー。こちらは画家のモネやマネと同時代で、音楽もキャンバスに絵を描くように自然の風景や情景を描いているらしい。絵画のように立体的で、遠くの背景に隠れた音、前に出てくる音、それぞれが重なり合って情景が描かれている。何も無いピアニシモの空間にも深い広がりが…。
 「パダゴ(塔)」は、幻想的なもやに包まれた塔の風景。「グラナダの夕べ」は夕日に染まるもの悲しい光景。「雨の庭」は激しい雨が降りしきる庭のように。
 目を閉じて聴いていると、それぞれ一枚の絵画のように情景が浮かんでくる気がしました。

 いやあ、同じ曲を聴くにしても、ちょっと解説を聞くのと聞かないのとでは随分違うものですね。諸田由里子さんの優しい笑顔と分かりやすいおしゃべり、そして感情豊かな演奏で、クラシックがとても身近に感じられました。
 そして、自分もポピュラーなどのコード演奏でもドビュシーの曲のように情景が浮かんでくるようなピアノを弾けるようになりたいなぁ、という思いを強くしたコンサートでした。

 あ、そうそう。
 他にもこのコンサートで気付かせていただいたことがありました。長くなるのでその話はまた次の機会にでも。

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
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ちょっと、ひと言。

 このところ毎年2月と9月に開かれていた「清和高原野菜とフランス料理の会」。今年は7月20日に開催されるらしい。
 先日、清和物産館の館長さんからお電話がありました。
 「またピアノお願いしてもいいですか?」
 いつも前座で30分ほど弾かせていただいているピアノです。
 「今年は2月になってもお話がないので、私のピアノ不評でパスされたのかと思ってましたよ〜。お声を掛けていただいてありがとうございます!」
 時間はお昼から3時くらいまでだったと思います。東京のフランス料理店メリメロのシェフがこの日のために熊本まで来ていただいて清和の野菜を使った料理を出して下さるイベント。のどかな高原の山里で味わう地産地消の料理は格別です。詳しいことが分かりましたらまたお知らせしますね。

 
−an 弾手−


第253回「諸田由里子ピアノコンサート・その2」 [2009.3.18]

 前回のコラムで、中途半端な終わり方をしてしまいました。
 諸田由里子さんの優しい笑顔と分かりやすいおしゃべり、そして感情豊かな演奏を聴かせていただいたコンサート。クラシックに不案内な私にもとても分かりやすく親しみやすい内容でした。
 今回もその時のエピソードから。その2です。

 実は、私が坐った席は中央やや前方位だったんですが、諸田さんの演奏が始まってみたら…。
 あら、しまった!ちょうどピアニストの席と私の席を結ぶ直線上に前方のお客さんがいて、諸田さんの身体も顔もぴったりそのお客さんの陰になって見えないのだ!
 思い切り自分の位置を右か左にずらせば何とか見えそうなのですが、そうすると今度は多分私の後方の人の視界を私がさえぎる事になってヒンシュクものでしょうし。
 軽く身体を揺らしながら弾いている諸田さんのシルエットが前方のお客さんの体の左右からチラチラと見えるだけで、なんともストレスが募ります。鍵盤も諸田さんの指もピアノの角度の関係で見えないし…。

 しょうがないなぁ、見えるのは足元だけか。ん?そうだ、せっかくだからこの機会に諸田さんのペダル操作にでも注意してみるか。普段はピアニストの表情や肩や指先に目が行って、なかなか足元は見ないものですからね。

 足首まで隠すようなロングドレスの裾から、靴先が半分だけ見えます。あれ、左足も踏んでる。右足のダンパー・ペダルは頻繁に踏むとしても左足のソフト・ペダルは自分なんか全く使った事ないし。そう言えばピアニストが使っているところもほとんど意識して見たことがありませんでした。
 へぇー、ソフト・ペダルもこんなに頻繁に使うんだ。グランドピアノでは左のソフト・ペダルを踏むと鍵盤全体がゴソッと右に動いてハンマーと弦の当たる位置がずれ、音がソフトに小さくなります。その理屈は分かっていますが、実際に演奏で使った事はなく、「音を小さく弾く時は鍵盤をそっと軽く弾けばいいんじゃない?」位に思っていました。
 でも、諸田さんの演奏を見ていると、曲をピアニシモでソフトに弾くところではしっかりソフト・ペダルを踏んで、少しずつペダルを離しながらクレッシェンドしてる様子がうかがえます。

 なーる程、実際に曲の演奏の中では、こんなに頻繁に使うものなんですね。確かにソフト・ペダルは単に音を小さくするだけではなく、音色がややくぐもったようなソフトな音になりますね。そんな音色の微妙な変化も意識しながら演奏するんですね。
 それに、右足のダンパー・ペダルの方も注意して見ていると、しっかり踏み込んだ状態と少し足を浮かせた状態(ハーフ・ペダル?)と完全に足をはずした状態と、頻繁に使い分けながら弾かれているのが分かります。なのに、耳に届く音楽はそんな両足の忙しい動きなど全く感じさせない自然な流れに乗って聴こえてきます。なるほど、そうなんですね〜。

 もし、私の視界が何にも邪魔されない位置だったら、私の関心は優雅なドレスをまとった諸田さんのスレンダーな身体に釘付けになって足元のペダルの細かな動きなんかには決して気が付かなかったでしょう。私の視界をさえぎってくれた前方のお客さんに、感謝(?)です。

 そしてもう一つ。
 アンコールでトルコ行進曲を弾かれた後、諸田さんが笑顔で立ち上がって客席に挨拶されながら
 「せっかくですから、何かご質問はありませんか?」
 と聞かれた時でした。
 1人のお客さんが立ち上がり質問されました。
 「先ほどの演奏の中で、左手の低い音を楽譜では音を切るように書かれているところを諸田さんは音をつないで弾かれていましたが、そういう演奏もあるんですか?」
 ひぇ〜!ずいぶん専門的な質問だなぁ。かなりレッスンをされている人かな。
 諸田さんも笑顔で
 「ずいぶんと耳が良くていらっしゃいますね。」
 と言いながら説明して下さいました。

 確かに、その部分は楽譜では休符で音を消すように書かれている。しかし、ここはナンとかバス(このナンとか、という言葉、忘れました。しっかりメモしておけばよかった。)という風に解釈すればバスを響かせながら音の響きを安定させた方がいいところで、この会場は残響が無いので低音を残して演奏しました。これが、残響のいいコンサートホールなどではあえて音を残さなくてもしっかり響いてくれるので楽譜通りに演奏します。

 なぁる程ね。杓子定規に楽譜通りに弾くのではなくて、楽譜が意図しているところを理解して、演奏の環境に合わせて臨機応変に演奏のスタイルを変える!プロの技を見た思いです。
 コード奏法では、楽譜らしい楽譜もなくて自分でその都度状況を考えながら演奏しないといけないのですが、しっかりした楽譜があるクラシックでも状況に応じた演奏の微調整があるのか、と目からウロコの思いでした。

 という訳で、短い時間ながら色々と気付きを頂いたコンサートでした。
 今回も、東京から熊本まで来ていただいた諸田由里子さん、私にコンサートのご案内をいただいたくまもとピアノの社長さん、ありがとうございました!

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

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ちょっと、ひと言。

 侍ジャパンのキューバ戦完勝と同じ日に、ここ熊本も桜の開花宣言。会社の窓から見える隣の桜の枝にも小さな花がポツポツと開き始めました。
 のどかな日差しの中で思わず気持ちも溶ろけそうな陽気ですが、いえいえ現実は年度末のバタバタに追われてあっちこっち仕事もフリーズしそうな気配。ここはひとつ、先発中継ぎがビシッと決めて何とか乗り切らねば。
 ゆっくり春の陽気を味わう気分までには、まだもうしばらくかかりそうですね〜。

 
−an 弾手−


第254回「an弾手の本・洋楽スタンダード、発売予告!」
        (弾手の会誕生1周年記念演奏会お知らせあり)
[2009.4.6]

 これまでもチラチラとお話はしてきましたがぁ。

 私の5冊目となる本、「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く憧れの洋楽スタンダード」(ドレミ楽譜出版社刊)。やっと発刊の予定が見えてきました!
 初校、再校、そして念校を経て、何とか4月下旬には全国楽器店、大型書店の店頭に並びそうです。随分前から、「いつ発売になるんですか?私、買いますから〜」というメールやコメントを頂いていた皆様方、大変お待たせしました!

 という訳で、今回は本の内容のご紹介をさせて頂きます。

 これまでの「お父さんのためのピアノ教室」「お父さんのためのピアノ曲集」(想い出のフォークソング)、(懐かしい日本の抒情歌)に続くシリーズ第4弾、洋楽スタンダード特集です。

 ……若い頃に聴いた憧れのあの曲。今も多くのミュージシャンに愛され、演奏され続けている洋楽スタンダードの数々。それらは美しいメロディーとともに、いつまでも色あせる事のない想い出を私たちの胸に運んできてくれます。
 そんな想いがいっぱいつまった曲の数々を、自分の指で、自分の気持ちで奏でることができたら最高ですね。さあ、ピアノの前にすわってみましょう。あなただけの素敵なドラマの始まりです……
(本書、曲集編扉より)

 全体の構成は
 コードの基礎知識とコード奏法テクニックを解説した「第1部・理論編」と、「第2部・曲集編(簡単アレンジ・バージョン)」、「第3部・曲集編(応用アレンジ・バージョン)」になっています。
 また今回は「本書の構成と使い方」というページで、本書を使ったコード奏法の練習のヒントをSTEP1からSTEP8まで8つのステップに分けて簡単に紹介してみました。 

 収録曲は次の通りです。

第2部・曲集編(簡単アレンジ・バージョン)
1.グリーンスリーブス Greensleeves
2.エーデルワイス Edelweiss
3.太陽がいっぱい Plein soleil
4.アメイジング・グレイス Amaizing Grace
5.小さな世界 It's a Small World
6.タミー Tammy
7.タラのテーマ Tara's Theme

第3部・曲集編(応用アレンジ・バージョン)
8.鉄道員 Il ferroviere
9.ヴェニスの夏の日 Summertime in Venice
10.蒼いノクターン Nocturne
11.ムーン・リバー Moon River
12.フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン Fly Me To The Moon
13.慕情 Love is A Many-Splendored Thing
14.シークレットラブ Secret Love
15.恋人よ我に帰れ Lover,Come Back To Me
16.ほほにかかる涙 Lacrima Sul Viso
17.エンド・オブ・ザ・ワールド The End Of The World
18.白い恋人たち 13 Jours en France
19.ライムライト Terry's Theme
20.ある愛の詩 Love Story
21.愛の讃歌 Hymne a Iユamour 
22.マイ・フーリッシュ・ハート My Foolish Heart
23.ひき潮 Ebb Tide
24.ひまわり Sunflower

 最後に、本の仕様を整理しておきます。

●タイトル:「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く憧れの洋楽スタンダード」
●編著者:an弾手
●発行所:株式会社ドレミ楽譜出版社
●発行日:2009年4月30日(予定・奥付表記日)
●定価:本体2,000円+税
●ISBN 978-4-285-12243-5

 正確な発売日が分かりましたらまたお知らせしますね。
 今回もスタートダッシュ・キャンペーン(笑)でいきたいと思います。どうか皆様、お近くの楽器店、楽譜コーナーのある大型書店へ、お問い合わせ、ご予約の程、よろしくお願いいたします!

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。
「弾手の会」誕生1周年記念演奏会・春の宴 ごあんない

 さて、ここ熊本では桜も満開を過ぎて葉桜に変わろうとしていますが、皆様のお近くはいかがですか?
 そんな春の日、東京は「弾手の会」の幹事・中島さんから春の宴のご案内を頂きました。
 「弾手の会」についてはこれまでもこのページで何回かご紹介させていただいています。私の本がきっかけでピアノを始められた中島さん(50代男性)が、昨年2月にこのan弾手コラムを通じて「人前ピアノ」の仲間を募集され、東京・赤坂のライブハウス、カーサ・クラシカで「弾手の会」としてスタートされたのが昨年4月。以来、楽しい素人ピアノの集まりを重ねながら早や1周年を迎えられる記念に、「弾手の会」誕生1周年記念演奏会・春の宴を東京・表参道のカワイスタジオで開かれるとか。最近は弦楽器(ギターやライアー等)の方も参加され、コードによる即興セッション等も楽しまれている同会。
 私は昨年夏の上京の折に、今回と同じカワイ表参道のスタジオで皆様と楽しい演奏交流をさせていただきましたが、今回は残念ながら参加できません。以下に中島さんからのご案内メールをご紹介させて頂きます。

「弾手の会」の皆様、こんばんは。

 桜前線も待ち遠しい限りですが、来る4月18日の春の宴もまた心待ちの候ですね。
 さて、先日ご連絡させていただきました「弾手の会」誕生1周年記念演奏会につきまして、添付のフライヤーとプログラムの通り、ここにご案内できることとなりました。
 皆様の奮ってのご参加をお待ちしております。また、ご家族、お友達をお連れ下さればますます盛り上がることでしょう。
 皆様とまた元気にお目にかかれ、ご一緒に演奏を愉しめることを本当に楽しみにしております。

an弾手さんへ。
 あれから1年が過ぎ、「弾手の会」もますます大きく楽しい仲間の輪になっています。
 白と黒さん命名の「弾手の会」というネーミングに加え、この1歳の誕生日に、とうがらしさんが an Dante Player's World society と、英語名もつくってくださいました。an弾手さんを慕う演奏好きの人々の集まり、Worldがまさしく「弾手の会」です。
 私たちの心の中心にいらっしゃるan弾手さんにはプレゼントをご用意させていただきますので、お楽しみにしてください。

皆様、
 演奏時間は1人15分位の目安ですが、それぞれお好きなようにお使い下さい。演奏のご披露がメインですので、自己紹介は手短にされても大丈夫ですよ。詳しい自己紹介のお時間とご自分のピアノやコードの馴れ初めなどの積もるお話は、居酒屋での2次会でこれまた思う存分ご披露ください。
 なお、今回のご案内において添付フライアーとプログラムの作成をするにあたり、白と黒さん、こあらさん、そしてとうがらしさんには、多くのお時間とご協力をいただき本当にありがとうございました。本当に綺麗にお作りいただき感謝申し上げます。
 当日のことでご不明な点、並びにご指摘の点等ございましたらご遠慮なくおっしゃってください。
 また、今回初参加予定の方、お会いできることを皆さんとともに楽しみにしております。

●「弾手の会」誕生1周年記念演奏会・春の宴
●日時:平成21年4月18日(土) 午後2時〜午後6時
●会場:カワイ表参道、スタジオA
東京都渋谷区神宮前5-1
Tel. 03-3409-2511
http://shop.kawai.co.jp/omotesando/

 では、皆様、当日お気をつけてお越しください。

 中島弾ディ

●「弾手の会」の連絡先は下記の通りです。

 中島富士夫さん
  千葉市中央区在住 年齢50代
  某外資系証券会社決済部門勤務
  直通 TEL03-3512-7810
  勤務先メールアドレス 
  fujio.nakajima@macquarie.com

 
−an 弾手−


第255回「an弾手の本、出版記念の集い!?」 [2009.4.14]

 さて、本の発売の話はこの前から散々させていただいていますが。
 今度は出版記念の集いのお知らせです。
 実は、このコラムや私の本の読者でもいらっしゃるてびちさんが、楽しそうな企画を考えて下さいました。
 題して
 『an弾手さん出版おめでとう&ピアノ愛好者の集い(仮称)』。

 これまでも本が出る度に
 「出版記念パーティーしましょう!」
 と声を掛けていただいた方はたくさんいらっしゃったんですが、その都度
 「これは私の趣味の範疇ですし、あまり大げさなことは…」
 と言葉を濁しながら何となくご辞退していたんです。
 でも、今回はてびちさんが
 「ほんとの内輪でアットホームな集まりでも出来ればいいですね。」
 と言って頂き、また5冊目というキリのいい数字でもありますのでお言葉に甘えることに致しました。

 コラムや本の読者の方、また、私と何らかのピアノつながり、音楽つながりの方同士で楽しいひと時を過ごして頂けたらいいかなぁ、と思っています。

 実は、この案内をてびちさんがこの文化の風の掲示板に書き込んでくれています。
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/bbs/light.cgi
 但し、この掲示板はリンクが個別の書き込みには付いていませんので、この先、新しい書き込みがあると、肝心の情報はどんどん下の方に行ってしまいますのでご了承下さい。

 そこで、別のサイトにもてびちさんが書かれている同様の案内を、以下にコピーしてみました。

 突然ですが

 『an弾手さん出版おめでとう&ピアノ愛好者の集い(仮称)』をan弾手さんの本で学ぶもの有志で企画いたしました。

 皆さま 是非是非 ご参集くださいませ。

●期日;平成21年5月22日(金)19時〜
●場所;ギャラリーキムラ(熊本市・上通郵便局近く)
●会費;2000円・軽食&フリードリンク付

●内容;…
 一番大事な内容を、ただいま関係者知恵をしぼって企画中です。
  an弾手さんコーナー
  プチピアノライブコーナー
  交流コーナー      etc

 内容が決まり次第あらためてアップいたします。

●お問い合わせは。
 発起人事務局(てびち)あて、メールでお願いします。
an-piano@mail.goo.ne.jp

●事前予約制です。
 参加ご希望の方も、同じくメールでご連絡下さい。
an-piano@mail.goo.ne.jp

 なんのこっちゃ???
 とっお思いの皆さま。

 私の初代ピアノの先生an弾手さんが、5冊目の本を出版されました。
 でっ、お祝いイベントを企画しました。

 ピアノって何???
 でも気になるぅ〜?

 弾けなくても大丈夫です!
 コード奏法で不思議な世界へいざなわれますよん。
 気になった方は、ぜひぜひご参加くださいませ。

 と言う訳で、今回の集いはこれまで本でもネットでもリアルでもちょっとでもan弾手と関係があった?、あるいはありそうかな?、という方々が気軽に集っていただいて皆さま同士で(an弾手を肴に)楽しく交流していただければ、という感じですので、ピアノが弾ける、弾けないは関係ありません。

 せっかくの機会ですので、皆さまと楽しくお会いできるのを楽しみにしています。

 また、てびちさん始め発起人の皆さまには、大変お世話になります。

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 この前の土曜日、久し振りに我が家へお客様がお見えになるので、あたふたと部屋の片付けと掃除。ま、こんなものか、と見回してからちょっと玄関先に出たら。
 あらま、足元には落ち葉がいっぱいじゃないですか。こりゃいかん、と箒をだしてさささっと掃き集めたらすぐに大きなポリ袋半分くらいになりました。
 で、数時間後、お客様をお見送りして玄関先に出たら…。わっ、またまた落葉がいっぱいだ!
 犯人は玄関横の常緑樹。見ている間にもハラハラと落葉が舞ってきます。春なの〜に〜♪(歌ってる場合じゃない!)
 これがいわゆる「春落葉」ってやつですかね。風流もここまで来るとちょっとうんざり?
 でも、やがてこれが過ぎると萌えるような新緑の季節がやって来るんですよね。

 
−an 弾手−


第256回「読者の方からのご質問〜小さな日記のコード進行」 [2009.4.28]

 少し前になりますが、読者の方からご質問のメールをいただきましたのでご紹介します。
 拙著「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く想い出のフォークソング」の中の「小さな日記」についてです。

 同書の75ページ、10小節目のコードがA7になっています。その前のページでは同じ流れでCになっています。Cのほうが自然に感じるのですが、これはこれで正しいコードでしょうか?それともミスプリでしょうか?

 本をお持ちの方は開いてみてください。
 お持ちでない方のために少し補足をしておきますね。

 ご質問の部分はリードシートの3段目

 コード進行が
 F→C→Dm→E7
 となっているところです。
 これを、私の演奏例2段譜では

 という風に、コードCをA7に変えて
 F→A7→Dm→E7
 としています。ここを疑問に思われたようです。
 皆様はどう思われますか?

 以下、私が返信したお返事です。

 分かりました。結論から言いますとミスプリでは無く、意図的にコードを変えているところです。
リードシートではコードCですが、演奏例ではアドリブ的な間奏の後に再度サビのメロディーで盛り上がるところですので、同じコード進行を繰り返すのでは退屈になります。そこで、緊張感(高揚感)のあるコード進行に変えて変化を付けています。
 理論的に言うと次に来るコードDmに対してドミナントセブンスになるA7を置いています。このようなコードの使い方をセカンダリードミナントと言います。ここだけ取り出してゆっくり弾くと違和感があるかもしれませんが、前後の流れの中で通して弾くとその効果が分かると思います。

 ということで、ここをCのままで弾いた時とA7に変えて弾いた時の雰囲気の違いを、実際にピアノで音を出して比べてみてください。このように、リードシートに付いているコードを自分のアレンジの気分に合わせて変えて演奏する事はよくあります。そんなところも、弾き方を全て演奏者に任されているコード奏法の面白味のひとつですね。

 ご質問、ありがとうございました。

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 知り合いの方から筍を頂きました。「今朝掘ったので」と。
 新聞紙に包まれたずっしりと重い2本の筍。家に帰ってから皮をむきました。改めて言うまでもないんですが、筍って、むいてもむいても皮なんですね。こんなにむきつづけたら全部無くなってしまうんでは?っていうくらいむいて、山のような皮と小さな身(?)が2本残りました。
 それから数日間、我が家の味噌汁、煮物、おでんに、筍が登場してくれたのは言うまでもありません。季節の香りを頂けるのって、幸せですね。

 
−an 弾手−


第257回「憧れの洋楽スタンダード、発売遅れのお詫び」 [2009.5.12]

 さんざん4月下旬発売!と言っておきながら。
 「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く憧れの洋楽スタンダード」、
 もう5月も中旬になろうとしているのにまだ発売になっていない!?
 「ゴールデンウィークに楽しもうと思って予約していたのに。まだ発売になっていないらしくて入荷しないがどうなっているのか?」
 連休明け早々、読者の方からそんなお問い合わせのメールを頂きました。
 申し訳ありません!いろいろな事が重なって予定が遅れているようです。

 当初、4月下旬には間に合うとのことで、皆様にもそのようにお知らせしてきました。本の奥付も発売日は4月30日となっていますし。

 ところが、印刷直前になって出版社の方の最後のチェックで問題が見つかったらしいのです。それは本書に掲載している「小さな世界」という曲。これはあのディズニーのアトラクション「It's a Small World」のテーマソングなのですが、実はこの楽譜と同じ紙面にディズニー以外のイラストを描いてはいけない、という規定があったらしいのです。私の本では各ページを通して共通のピアノマークやおじさんの顔のカットイラストが使ってあるのですが、これがダメらしいのです。
 そこで、急遽このページだけこのカットイラストを外したデザインに変更になったようです。(私も最終のデザインを見ていないのでどんなページレイアウトになったのか、はっきりとは分かりませんが…)

 そのようなことで結局印刷製本の段取りが遅れ、工場も連休に掛かって予定が大幅にずれてしまったようです。
 そして、その後の予定の確認がなかなか取れず、皆様へのお知らせが遅くなりましたこと、お詫び申し上げます。
 本日(5月12日)、出版社の倉庫に入庫したそうです。これから本の流通会社経由で配本となりますので、都内では数日中、地方でも来週早々には店頭に並ぶのではないかということです。(そういえばAmazonのページでも少し前までは発売日が4月30日になっていましたが、現在は5月13日に変わっています)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/428512243X?ie=UTF8&tag=kumamotobunka-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=428512243X

 早くから発売を楽しみにしていただいて、また予約までしていただいている皆様方には本当に申し訳ありません。
 どうか事情をお汲み取りの上、お近くの書店、楽器店に入荷するまで、今しばらくお待ち頂きますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 「an弾手の本、出版記念の集い」について
私のコラムや本の読者の方が発起人になって企画してくださっている「出版記念の集い」。ようやく式次第が見えてきましたので、ここに簡単にご紹介させていただきます。
 30名程の、アットホームな会になりそうです。

『an弾手さん出版記念の集い』

日時:2009年5月22日(金) 午後7:00〜9:30(開場6:30)
場所:喫茶ギャラリーキムラ(熊本市水道町3-5上通KビルBF 096-327-0166) 
会費:2,000円(軽食、フリードリンク付き)

開会
ご挨拶
お礼の挨拶

●an弾手の「3分間でわかる!簡単コード奏法講座」コーナー
●ご出席者紹介コーナー
●ご出席者参加パフォーマンスコーナー
  詩の朗読と舞踏とピアノのコラボ(池田尚子さん・寛子さん+an弾手)
  ケーナ演奏(阿部さん+an弾手)
  ピアノ演奏(会場から飛び入り歓迎〜!)
ご歓談(an弾手BGMピアノ)
●会場全員で「故郷」の合唱(an弾手ピアノ伴奏)

閉会

発起人代表 東 美香(清和物産館館長)
発起人    田代晃三(洋画家)
発起人    小出 史(フリーアナウンサー、ソルト・ファーム代表)

 
−an 弾手−


第258回「憧れの洋楽スタンダード、発売になりました!」 [2009.5.19]

 予定より発売が遅れていました拙著「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く憧れの洋楽スタンダード」が、やっと先週発売になりました。
 早くから「いつ発売ですか?」とお問い合わせを頂いていた方、また、近くの店に予約をして頂いていた方、大変お待たせいたしました。全国の楽器店や大型書店には先週末から順次配本になっているようです。
 早速手にして頂いた方から「やっと購入しました!」というお便りも届き始めました。ありがとうございます!
 そんな中からいくつかをご紹介させて頂きます。

an弾手さん、こんにちは。
昨夜、銀座山野楽器で買いましたよ
レジで渡され手に持った瞬間無意識になぜか左手指がAmをパターン2で動いてしまいましたが.。
「お父さんのためのピアノ曲集..」(黄色は目立ちますね)、棚に1冊ありました(先に買っていった人がいたのかな..)。
(〜中略〜)
山野楽器の大きな白い袋を開けて早速取り出し、通りの人並みもなんのその、パラパラ譜面見ながら早足で帰路へ。
家でご対面するとまた格別ですね。
今、次回の演奏会で弾きたい曲「冬の星座」を練習中ですが、この洋楽スタンダードからも1曲弾けるように(今度は途中でつまづかないように)リードシートの単音メロディとコード進行そしてパターン2で弾けるように頑張ります(演奏例の譜面は私にはちょっと手が届かないのでそれからのチャレンジにしまーす)。とにかくゆっくり楽しんでいきますね。
(弾ディ:千葉)

an弾手さま
こんにちは 新刊出版おめでとうござます。
「憧れの洋楽スタンダード曲集」、立ち寄った楽器店にあったのでさっそく買ってきました。
なかなか選曲がいいですね。いつかマスターしたいと思っていた曲がいくつもありました。
さっそく日曜日は何曲かトライしてみました。(まだ右手だけですが)
弾いてみて、愛の賛歌、エンドオブザワールド、慕情、ひまわり、ある愛の詩、ライムライトのテーマなどもマスターしたいと思いました。いい曲がいっぱいですね。
(マイフーリッシュハートも好きですが、これは既にある程度弾けるもので・・・)
当分は練習曲に困ることはなさそうです。
まずは2段譜をひと通りマスターして、あとはオリジナルのアレンジをトライしてみるつもりです。
内容もいつもながら分かりやくい解説とおしゃれなアレンジで、この1冊をマスターすればリードシートの奏法だけではなく、イントロやエンデイングパターンもバリエーションが増えそうで、いろいろと応用が効きそうです。
これから練習が楽しみです。進捗状況はおいおい日記に書くこととします。それではまた。
(シゲちゃん:鹿児島)

アキバと池袋ヤマハとどちらにもありました。
かなり曲のアレンジをとうがらしさんとじっくり吟味しておりました。
平易に親しみやすく説明するのはとても難しいことだなと拝読しとります〜
洋楽になりかなりジャズとの近似点がでてきましたね
このコード進行をものにしておくと枯葉がひけるな〜とにやりとしていました。
(白と黒:埼玉)

げっと〜〜!!
「お父さんのためのピアノ曲集〜コードで弾く憧れの洋楽スタンダード」.
取寄せお願いしてたお店から連絡があって引き取ってきましたよ〜
知ってる曲・弾きたい曲がいっぱいで 
早速とりあえずアレンジなしでコードだけでジャーンと弾いてみてますっ
(瑞花:愛知)

an弾手さん
本日、池袋のYAMAHAでゲットです 。
ライアーで弾いたことがある曲がちらほら〜。
自分のコード付けと比較してみたりして楽しんでいます。
(〜後略〜)
(こあら:東京)

 皆様、ありがとうございます!
 お買い上げいただき、そしてまた早速その状況をお知らせ頂いて感激です!
 実際に本を使われてみて、ご感想、ご質問などございましたらまたan弾手宛にお寄せください。
 これからも引き続きよろしくお願いいたします!

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏者超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 「an弾手の本、出版記念の集い」について

 私のコラムや本の読者の方が発起人になって企画してくださっている「出版記念の集い」が今週になりました。前回のコラムに引き続いて簡単に式次第をご紹介させていただきます。
 定員30名のところを少しオーバーしそうですが、アットホームな会になりそうです。

『an弾手さん出版記念の集い』

日時:2009年5月22日(金) 午後7:00〜9:30(開場6:30)
場所:喫茶ギャラリーキムラ(熊本市水道町3-5上通KビルBF 096-327-0166) 
会費:2,000円(軽食、フリードリンク付き)

開会
ご挨拶
お礼の挨拶

●an弾手の「3分間でわかる!簡単コード奏法講座」コーナー
●ご出席者紹介コーナー
●ご出席者参加パフォーマンスコーナー
詩の朗読と舞踏とピアノのコラボ(池田尚子さん・寛子さん+an弾手)
ケーナ演奏(阿部さん+an弾手)
ピアノ演奏(会場から飛び入り歓迎〜!)
ご歓談(an弾手BGMピアノ)
●会場全員で「故郷」の合唱(an弾手ピアノ伴奏)

閉会

発起人代表 東 美香(清和物産館館長)
発起人    田代晃三(洋画家)
発起人    小出 史(フリーアナウンサー、ソルト・ファーム代表)

 
−an 弾手−


第259回「an弾手出版記念の集い・顛末記」その(1) [2009.5.26]

 遂にその日が来てしまいました!5月22日。
 「an弾手出版記念の集い」。

 私の5冊目の本の出版を記念して、本やコラムの読者でもあるてびちさんが発案された企画。
 これまでも本が出る度に誰かが
 「出版記念パーティーしないといけないですね。」
 って言って下さっていたのですが、その度に
 「いやあ、そんな大げさな事をするのも…。これプライベートの趣味の世界ですので。」
 と言ってうやむやにしてきました。
 でも、今回はてびちさんが
 「親しい人だけでも集まってささやかに何かやれたらいいですね。」
 と、ごく自然体で言っていただいたので、私も何となくうなずいてしまったのでした。

 じゃ、とりあえず会場は?
 「街なかに知り合いのライブハウスがいくつかあるけど、そのどこかにします?」
 う〜ん、なんだか違うかなぁ。私の場合、ライブ的に自分の演奏を披露する、というのとはちょっとニュアンスがね〜。それにそういう店だと、なまじっかその世界の人を多少知っているので、結局セミプロ的なミュージシャンの人達にお声掛けすることになるし、私の本が対象としている本当の初心者の方や、そんな夜のライブハウスにはなかなか馴染みの薄い方には、ちょっと違和感があるのでは。

 そんなやり取りをして数日後。てびちさんから電話が。
 「いま、ギャラリーキムラに電話したら、これこれの日程はOKみたいですよ。」
 なるほど、ギャラリーキムラは思い付かなかった。私も何度かパーティーやミニコンサートで行ったことがあります。
 地下なのに大きなガラス張りの壁面から中庭の光が差し込み、室内の広い壁はギャラリーの展示コーナーになっています。奥には飲み物などの提供が出来るバーカウンター。もちろん、広いフロアーにグランドピアノ。ここなら、夜の飲み屋街に慣れていない人でも気軽に足を運べそうな上品でオシャレな雰囲気。すぐに決定です!

 さて、会費は?案内する人数は?
 「会費は誰でもお小遣いから気軽に出せるくらいの1,000円から2,000円くらい?」
 「人数はごく親しい人で10人からせいぜい20人くらいの内輪にしましょうか。」
 等とやり取りしながら、最終的に会場費や料理代など、現実的な条件からてびちさんが会場オーナーと相談して決めてくれたのは

 会費:2,000円(軽食、フリードリンク付き)
 人数:30人(会費から計算して、30人いないと経費がまかなえない!)
 日時:5月22日(金) 6時半受付、7時開始

 とりあえずここまで決まって、まだ内容も何も白紙。
 まずはちゃんと発起人をお願いして?受付などのお手伝いをしてくれる人も必要?
 「なんだか本格的になってしまいそうですね〜。もっと内輪の気楽なお祝い会のイメージだったんだけど…。」
 「でも、30人もお呼びするとなると、やっぱりそれなりの形が必要ですよね〜。」
 とは言いながらも、なんとなく今回の集いのテーマとして無言のうちに思っていた事がありました。
 それは、

 私の昼間の顔ではなく、あくまでもan弾手としての集い。
 来ていただく方には義理や付き合いではなく、本当に気持ちよく来てほしい。
 そのために、お声掛けするのは私とピアノまたは音楽で何らかのつながりがある方、またはそんな場所やシチュエーションを共有したことがある方、あるいは私のコラムや本つながりの方、そしてもうひとつ、私の完全なan弾手キャラの世界であるmixiつながりの方も?

 そんなこんな考え中の4月12日。てびちさんがくまもと文化の風の掲示板やご自分のmixi日記に今回の集いの告知を発表されてしまいました。中身が何も決まっていないうちに話だけが走り始めました。
 開催まであと40日?
 その時は、まだ40日もあれば充分と思っていたのですが……。

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

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ちょっと、ひと言。

 夜、何気なくテレビを視ていたら「1分間の深イイ話」子供に聞かせたいスペシャル、というバラエティー番組をやってました。
 その中の話のひとつ。
 「人のものを取ってはいけないよ。そんなことをすると、もっと大事なものを無くしてしまうよ。」
 分り切ったことですが、改めて言われてみると思わず考えさせられてしまいました。
 自分にとって、もっと大事なものって何だろう…。

 
−an 弾手−


第260回「an弾手出版記念の集い・顛末記」その(2) [2009.6.2]

 てびちさんの日記と掲示板書き込みで、内容未定のまま一気に動き始めてしまった「an弾手出版記念の集い」。
 で、中身はどうするの?
 当初は「こじんまりとした集まりが出来れば…」という話だったのに、フタを開けてみたら段々すごいことになりそうな気配になってきました。

 まず司会者。
 ななナント、いきなりプロのアナウンサーの方が発起人と当日の司会まで引き受けてくださる事に!
 某民放テレビ局の看板女子アナを経て現在はフリーでご活躍中の方。実はてびちさんも私も共通の知人で、タネを明かせば私の本の読者でもいらっしゃったのでした。
 「ピアノは多少弾けるけど、楽譜がないとどうしようもないのよ。コード奏法を教えていただけませんか?」
 以前、ある会合でお会いした時、そう声を掛けていただいて、最近何回かご自宅にレッスン(?)にお伺いしたこともあったのです。今回の出版記念の集いでは
 「ぜひぜひ、お手伝いさせてください!妹も行きたいと言ってます!」
 と、姉妹お二人でのご参加になりました。(妹さんがまたスゴイ方で。その話はまた後ほど)

 で、もうひと方。こちらもてびちさんと私の共通の知人。熊本を代表する洋画家のお1人で、私がよくお昼を食べに行く画廊喫茶で顔見知りになりました。お話によると若い頃からジャズがお好きで、ジャス演奏のシーンをモチーフにした作品もたくさん描かれています。こちらも発起人としてのお世話に加えて、当日会場を飾る絵画作品も展示していただくことになりました。そうそう、早い時期からan弾手コラムの愛読者でもいらっしゃいます。

 「ちょっと話が大げさになりすぎないかなぁ?もっと身の丈に合った会のほうが…」
 って、てびちさんの感想。
 「だって、そもそもてびちさんが言い始めたんでしょ。」
 などと、発起人代表のてびちさんと話しながらも、もう後に引くわけにもいきせん。
 そうこうする内に、ありがたいことに、ちゃんとしたご案内状も無いネットと口コミだけなのに定員の30名を越える方たちが快くご参加の意向を寄せてくださいました。

 今回の集いのテーマ、
 「あくまでもan弾手との関係で、義理や付き合いではなく本当に気持ちよく来てくださりそうな方」
ご参加予定の顔ぶれを拝見すると、とてもアットホームな会になりそうな予感でワクワクです。

 で、肝心の会の内容は?

(続く→随時更新)

an弾手(andante)

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ちょっと、ひと言。

 数週間前、会社の玄関の脇に20〜30センチ程の草(?)が生えているのに気が付きました。
 そのままにしていたら…。
 見る見る大きくなり、あっという間に2メートル位の高さの木(?)草(?)に成長して大きな葉っぱを広げました。
 最初は玄関横に緑がそよいでいい感じだったのですが、とうとう人の出入り口の前まで枝と葉が伸びてきたので、やむなく撤去(汗)。
 何だか、かわいそうな気もしますが…。

 
−an 弾手−

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