Vol.114 2013年 [2013.1.16]

 お正月がきて今年がはじまった。家族が皆あつまり、お屠蘇、お雑煮、おせちをいただき、お参りができることがどれほど幸せなことかと思う。
一年が安全でありますように。私が思うのはただそれだけだ。

 会社がはじまると、新年のご挨拶やいろんなおみやげが配られる。日本人的なこういったことをしみじみ素敵だと思う。今も私の卓上には広島や出雲の名菓、関東のせんべい等がある。20代の同僚は、素敵な懐紙とともにお菓子を配ってくれた。
私は、これまで好評だった『味くらべ最中』から昨年より『くまモン』モノにした。さすがくまモン、みんながニコニコしながら『あ〜くまモンだ〜』。愛されているのがわかる。

 TVでは生きているダイオウイカの世界初動画撮影のニュース。こんな不思議ないきものが地球にはきっとたくさんいることだろう。私たち人間は『困ったいきもの』に成り果てないよう、地球と他の生物に敬意を払いながら人間らしく生きていきたいものだ。
 原発反対なんてただ叫んでいても何か違和感を感じる。そう思っていたのだが、お正月に熊日新聞で、熊本在住のミュージシャンの東田トモヒロさんが、家に太陽発電装置を作り、自給自足の道を邁進し、自信をつけているという記事を読んだ。記事に書いてあった彼の想いは、まさに私が感じているのと同じものだった。まあ、私は彼のように自給自足を邁進してはいないけれど。根本をちゃんと感じて気持ちを持って行くことが大事だ。お正月の神社の空気には、その根本が在ると私は思う。
神道は八百万の神。人間はその中に生かされているに過ぎない。

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 2013年が安全でありますように。きっと守られている。だから感謝して行こう。

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