県劇を飾る
演劇ホール緞帳演劇ホール緞帳
 
   
 
  vol.1    
      「THE KUMAMOTO」 
マナブ 間部 作
 
         
      演劇ホールの緞帳は、熊本県宇土郡不知火町(現・宇城市)出身で、ブラジルを代表する抽象画家、マナブ間部氏の描きおろしによるものです。  
             
         
 
 マナブ間部(1924〜1997)画伯は、10歳の時に家族でブラジルに移住。18歳で画家を志し、1959年にはサンパウロ・ビエンナーレ展で国内大賞、パリ青年ビエンナーレ展で留学賞とブラウン賞を受賞。相次ぐ受賞に、米国のタイム誌が特集を組むなど、世界的な画家として知られるようになり、ブラジルのピカソとも呼ばれました。
 熊本県立劇場の演劇ホールに下がる緞帳の原画は、このマナブ間部氏の作品です。「熊本の風土−火と水と大地とそこに生きる人々のエネルギー」をテーマに、2点が制作されました。もう1点の作品原画は1階モールの壁に飾られています。
 
1Fモール 1Fモール
 
     


熊本県立劇場広報誌「ほわいえ」Vol.109より


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