山鹿市にある熊本県立装飾古墳館、みなさんご存じでしょうか。初めて耳にする方も多いのかもしれません。実は、今年で14年目となります。古墳館は、肥後古代の森鹿央地区の一角にあります。
「装飾古墳館」とちょっと堅い名前ですが、実は、熊本が全国に誇るものの一つなのです。今から1500年ほど前に造られた大きなお墓(古墳)は、みなさんもご存じでしょう。その古墳の中にある石で造ったひつぎ(石棺)や部屋(石室)に、絵や模様を描いたものを「装飾古墳」と呼んでいます。実は、全国の3分の1の装飾古墳が熊本県内にあり、日本一の数を誇っています。多少、長くなりましたが、県内の主要な装飾古墳の実物大のレプリカなどを展示した博物館、「装飾古墳館」が設置されました。
とはいっても装飾古墳のみではなく、歴史や考古について様々な企画展示を年間5〜6回ほど行うなど展示替えを行っています。平成17年度予定の企画展は、以下の通りです。(全て期日等は、予定)
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4月〜
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ミニ企画展「古代くんの考古学ゼミナール 古墳編」 |
(2) |
6月〜 |
ミニ企画展「なぜ?なに?土器 ドキッ!」 |
(3) |
7月26日〜 |
前期企画展 凝灰岩の世界シリーズIII
「塗る・描く 阿蘇の灰石展」 |
(4) |
9月〜 |
ミニ企画展 |
(5) |
11月〜 |
ミニ企画展「発掘調査最前線(仮称)」 |
(6) |
1月〜 |
後期企画展 肥後の至宝展IV
「神のすむ郷、阿蘇のむかし展(仮称)」 |