つなぎ美術館は開館３年目を迎えました。熊本県にゆかりのある作家の絵画や彫刻など約300点を収蔵し、常設展や所蔵品展を通じて定期的に公開しています。
　また、津奈木町では「町全体美術館構想」を基に、施設内や屋外に15体の彫刻を設置しており、緑と彫刻の織りなす空間は訪れた人々の心に安らぎと潤いを与えくれます。美術館開館以来、恒例となっている春の彫刻展、今年は「笹戸千津子彫刻展」を予定しています。笹戸千津子氏は具象彫刻の大家、佐藤忠良氏の直弟子としても知られており、人体の中に未知の自然を発見することをテーマとしながら、実に伸びやかで存在感のある作品をつくり続けています。
　このほか、さまざまな企画展を予定していますので、ぜひお越しください。