第491回 「an弾手ピアノソロライブ・Sweet Piano Night」その@ [2014.4.1]

 ありがとうございました!先週木曜日(3月27日)an弾手ピアノソロライブ「Sweet Piano Night」を開催しましたところ、たくさんのお客様に来て頂いて感謝です。そう広くないライブハウスではありましたが、ほぼ満席のお客様でした。

 これまで、楽器店でのトークライブ、清和高原天文台でのディナーショー、熊本県立劇場でのKENGEKI@LIVE、ショパン生誕200周年記念コンサート、語りライブ「夢十夜の一夜」、その他パーティー会場でのウェルカムピアノや結婚披露宴での余興演奏など、人前ピアノを弾かせて頂く機会は色々ありましたが、考えてみるといずれも誰かから声を掛けられたり誘われたり頼まれたりしたもので、自分の企画ではなかったんですよ。で、1年ほど前から漠然と「そろそろ自分の企画で演奏活動をしてみようかなぁ」と思うようになり、今回が初めてのセルフプロデュースによるライブとなりました。
 まずは私も良く立寄る顔馴染みのライブハウスさんにそれとなくご相談したところ、話があっという間に決まってこの日になったのでした。実は最初は店長さんから1ヵ月前(2月末)の日を打診されたのですが、あまりにも急だったのでひと月延ばしてもらったという次第です。

 ライブタイトルは
 an弾手ピアノソロライブ【Sweet Piano Night】
 〜癒しのピアノサウンドでSweetな夜を。春の叙情歌と洋楽スタンダードを中心に〜

 演奏曲目は
 【1st Set】
 ・早春賦
 ・どこかで春が
 ・れんげ草
 ・朧月夜
 ・さくらさくら
 ・さくら貝の歌
 ・花かげ
 ・春なのに
 ・この広い野原いっぱい
 ・そよ風の微笑(ほほえみ)←an弾手のオリジナル曲

 【2nd Set】
 ・ダニーボーイ
 ・ひき潮
 ・虹の彼方に
 ・ムーンリバー
 ・ある愛の詩
 ・ミスティ
 ・シークレットラブ
 ・ひまわり
 ・イエスタディ
 ・めぐり逢い

 今回、特に意識したのが全体を通したストーリーです。1st Setはちょうど今の春の季節にあわせて、曲の合間のMCで春の情景を描いてみました。例えば…

 『…春というと普通は明るく陽気なイメージがあると思いますが、春が歌われている日本の叙情歌は、どちらかというと春の切なさやはかなさを秘めた曲が多いような気がします。それでは、そんな春の歌から「どこかで春が」「れんげ草」そして「朧月夜」3曲続けてお聴きください…』とか
 『先ほどから悲しげな春の曲を続けていますが、もちろん、春は明るく楽しいことも多いですよね。花が咲いて、野山には若葉が出て、気持ちが明るくなると思います。では、そんな春の野原のたくさんの花をイメージしながら弾いてみたいと思います。森山良子の「この広い野原いっぱい」、お聴きください…』

 というようなMCを語りながら、そのバックに自分でBGMのピアノを入れていく、という感じです。テレビやラジオのナレーションのバックに、情景が浮かぶようなイメージのBGMが流れてくる、みたいな?
 ところが、これがやってみると無茶苦茶難しかったです!
 というのは…
 (次回へ続く)

 ※こちらに当日の会場の写真をアップしました→クリック(当日のお客様でピアニストの山口さんから頂いた写真です)



(続く→原則毎週火曜日更新)

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 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏法超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。

 今日は4月1日。新年度のスタート。そして、エイプリルフールですね。以前は別名四月バカとも言っていたような。今日はウソをついてもいい、という日なんですよね。
 もう大分以前になりますが、このサイト上で「ホラ吹き大会」というのをやったことがありました。「自分はいつかこんな事をやります!」みたいな大ボラを募集しましたら、海外のある有名なコンサートホールでリサイタルをやります!みたいなコメントを書いてくれた人がいました。私自身は「本を出版する」みたいな事を書いたような…。その時はまだ自分の本など全く具体的になっていなかったのですが、漠然と「本になったらいいかも」という思いがあったのでそう書いたのかも知れません。そうしたら、その後本当に自分の本が全国出版されてしまいました。今回のセルフプロデュース・ライブも、1年ほど前ある人にチラッと言ったことがあったっけ。
 「ああしたい」「こうなりたい」、そんな大ボラは大いに吹いてみるのもいいかもですね。

 
−an 弾手−


第492回

「an弾手ピアノソロライブ・Sweet Piano Night」そのA
[2014.4.8]
 3月27日に開催しましたan弾手ピアノソロライブ【Sweet Piano Night】のご報告そのA、前回のコラム第491回からの続きです。

 今回のライブで意識した事の一つが、全体を通したストーリー。そのために曲の構成はもちろんですが、曲の合間に入れていくMCでストーリーを語っていく、という事に挑戦してみました。
 例えば春の叙情歌をつないでいく1st Setでは
 『…先ほどから悲しげな春の曲を続けていますが、もちろん、春は明るく楽しいことも多いですよね。花が咲いて、野山には若葉が出て、気持ちが明るくなると思います。では、そんな春の野原のたくさんの花をイメージしながら弾いてみたいと思います。森山良子の「この広い野原いっぱい」、お聴きください…』
 というようなMCを語りながら、そのバックに自分でBGMのピアノを入れていく、という感じです。テレビやラジオのナレーションのバックに、情景が浮かぶようなイメージのBGMが流れてくる、みたいな?
 ところが、これがやってみると無茶苦茶難しいのでした!

 実は随分以前ですが、あるライブハウスのマスター(プロの作・編曲家でピアニスト)に「そのうち、ピアノを弾きながら詩の朗読をする、みたいなことやってみたいなぁと思ってるんですよ」と言ったところ「何言ってるんだ!弾きながら喋るのは無茶苦茶難しいんだから」と一蹴されたことがありました。
 確かに、やってみると難しかった!何か喋ろうと言葉を意識すると、弾いている音やコードが分からなくなり、弾く方を意識すると言葉が分からなくなる。脳の中で、全く違う部分を同時に意識して別々に働かせるというのが難しいんでしょうか。いわゆる「弾き語り」で歌う時は歌詞と音楽がシンクロしているので脳はひとつの作業としてこなせるのかもですね。

 で、結局私がやってみた方法はこうです。
 MCとピアノ演奏を同時並行でやるのではなくて、まずBGMとして弾くべき音やコードを意識してピアノを鳴らし始め、その先は頭で意識しなくても指の惰性に適当に任せられる状態にしてから、すぐに「言葉」に意識を切り替えて喋り、ワンフレーズ喋り終わったらすぐまた頭を「弾く」方に切り替えて次に弾くべき音やコードを意識する、という方法。
 実はこの方法、これまでも清和物産館のレストランでの演奏で少し試してみた事がありました。でも、何回やってもやっぱり難しいですね。
 と、an弾手ライブの報告のはずが、変に細かい部分の裏話になってしまってすみません。

 1st Setが春の日本の叙情歌シリーズ、2nd Setが洋楽スタンダードシリーズ、という構成で、会場のライブハウス「酔ing」を満席にしてくださったお客様にSweetな夜をお届けする事が出来た?でしょうか??

 実はお客様の中に初めてお会いする年配の男性の方がいらっしゃいました。「今日はどういうきっかけで来られましたか?」とお聞きしましたら、何と、私のこのコラムを見て来られたとの事。とても嬉しかったです。ご自分でもピアノを少し練習されているようなお話しで、一番前の席のピアノの鍵盤のすぐ近くで聴いて(見て)頂きました。
 また、ちょうどお客様の中にその日がお誕生日の人がいらっしゃって、1st Setの後、皆で一緒にハッピーバースディを歌ったり、ラスト曲の「めぐり逢い」の後では、別のお客様から私がサプライズの花束を頂いたり、また終演後は、皆さま席を立ってきて温かい声を掛けてくださったり、「ちょっと写真いい?」「私も!」とか言いながら入れ替わり立ち替わり一緒に写真を撮って下さったり。
 さっき「Sweetな夜をお届けする事が出来た?でしょうか??」と書いたのですが、いえいえ、会場一杯の皆さまの温かい空気に包まれて、私の方こそSweetな夜を頂いたような気がしています。

 後日、ライブの感想をメールやSNSなどで送って頂いた方もいらっしゃいました。はい、心優しい励ましのご祝儀コメント(笑)ありがとうございます。その中からいくつかご紹介させて頂きます。

 ●今夜は素敵な春の一夜をありがとうございました♪an弾手さんの人柄が滲み出た優しい音色に本当にsweetな気持ちになりました。またライブする時は教えて下さいね!(A.Mさん:女性)
 ●お疲れさまでした!とても良かったですよ。たまにはゆっくり大人の時間を持つのもいいですね。(A.Oさん:男性)
 ●癒されましたぁ。ピアノの音色とan弾手さんのメロディに合わせた語り?*\(^o^)/*改めまして惚れさせてくださーい!素敵な時間をありがとうございました(A.Kさん:女性)
 ●とてもステキな時間をありがとうございました!!次回を楽しみにしております♪(J.Nさん:男性)
 ●素敵な大人の時間を楽しませて頂きました。バースデーソングもうれしかったです♪ an弾手さん、ありがとう。(K.Iさん:女性)

 思わず涙が出そうです。皆さま、本当にありがとうございました!!



(続く→原則毎週火曜日更新)

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ちょっと、ひと言。
 Windows XPのサポートが終了!?うちの会社もWindows8の導入と設定、これまで使っていたXPとの使い分けの工夫など、実は先週から昨日までバタバタしてました。業務で使っているソフトの都合もあり一気にXPを無くしてしまう訳にもいかず。危険性があるなら、XPはネットから切り離してうまく使っていくとか。これからしばらくは騙し騙しでいくことになるのかなぁ。
 話は違いますがニュースによると消費税アップにあわせたレジの更新が出来ずに倒産したスーパーもあるらしいですね。
 春なのに。何かと気ぜわしい昨今ではあります。
 
−an 弾手−


第493回

「いよいよ、講談社+α文庫、刊行日決定!」
[2014.4.15]
 先日、講談社からメールがありました。
 『ご高著の文庫化の件、今日の会議で5月20日刊行に決まりました。定価、初版部数はまたご連絡します』
 このコラムの第484回、487回でも触れましたが、2005年に初版が出た「40歳からのピアノ入門」(講談社+α新書)の文庫化の話です。少し前に『刊行日は5月〜7月の20日付けになりそうです』とはお聞きしていたのですが、最短の日程で決まったようです。

 急に話が「現実味」を帯びてきました。これまで出版は何度も経験してきましたが、思い返してみると出版話の「現実味」にはいくつかの段階がありそうです(もちろん自分の中での勝手な定義ですが)。
 第1段階から第10段階まで(?)、思い付くままに書いてみますと〜

 第1段階。ご担当者から「企画を少し具体的に進めてみましょう」と言って頂いた時(まずはスタートライン。そう言われるまではスタートラインにも着いていない)。
 第2段階。ご担当者とやり取りしながら全体の構成やある程度の原稿をまとめていく段階。
 第3段階。「この内容で社内会議に掛けてみましょう」と言われた時(ここまではご担当者の個人的な企画の仕込みであって出版社としての動きではない?)。
 第4段階。「社内会議で企画が通りましたので細かい詰めをしていきましょう」と言われた時(ここからとりあえず出版社としての動きに)。
 第5段階。「刊行日、定価、初版部数が決まりました」と言われた時(今回は、今この段階)。
 第6段階。本文、表紙、カバー等を含めて全てが校了になった時(このあたりで出版の契約書が送られてきて印鑑を押します。ここで初めてこの出版が出版社と著者の契約業務として社会的に効力を持ちます)。
 第7段階。著者見本が手元に送られてきた時。
 第8段階。実際に本が書店店頭に並んだ時。
 第9段階。初回印税の振込み通知書が届いた(通帳に振込みがあった)時。
 そしていよいよ第10段階。
 社会的な反響や読者の皆さまとのやり取りが生まれ、その本が社会的に価値ある物としての存在価値を実感できた時(これこそ著者として何物にも代え難い喜びでしょうか)。

 今回は既刊「40歳からのピアノ入門」の文庫化、ということですので、話のスタートは上記の第4段階からでした。ある日突然『社内会議でご高著の文庫化が決まりました。内容の見直しや加筆修正作業をお願い出来ますか?』と、寝耳に水のメールが届いたのが始まりです。

 何だか、長々と出版ウラ話みたいなこと書いてしまってすみません。ここで改めて今回の本の概要をご紹介しておきます。

●書名:「大人のピアノ入門」
●出版社:講談社(講談社+α文庫シリーズ)
●著者名:鮎川久雄
●定価:600円(税別)
●初版発行日:2014年5月20日

 本書はピアノ教則本ではありませんが、私がピアノに出会い、コード奏法に出会い、たくさんの人やエピソードに出会い、試行錯誤しながら自分なりのピアノライフを歩んで来た中から、「こんなピアノの楽しみ方もあるのか!」という何らかのヒントになれば、という気持ちで書いたものです。大人になってピアノを弾いてみようという人はもちろん、とりあえずピアノを弾く事はないかなぁ、という人でも、大人の『趣味』や『仕事』や『人生』について、何らかの思いを巡らせて頂けるきっかけになれれば、と思っています。

 既に講談社+α新書の「40歳からのピアノ入門」をお読み頂いている方には、ほぼ同じ様な内容ではありますが、多少、社会の変化に合わせて書き換えたり、その後の全国の読者の皆さまとのやり取りをご紹介したり、版型、装丁、書名も一新しての気持ち新たな新刊発売となりますので、ぜひ、手にして頂けたら嬉しいです!



(続く→原則毎週火曜日更新)

an弾手(andante)

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ちょっと、ひと言。
 我が家の隣の麦畑、ついこの前まで黒い畑の土に小さな緑の芽がチョボチョボ生えている感じだと思っていたのに。昨日ふと気が付いたら、シャキッと伸びた麦の穂が柔らかな葉っぱの間から勢い良く顔を出しているではありませんか!
 いつの間に?毎日見ているつもりだったのに気付かないうちに実りが進んでたんですね。これから、一面茶色の麦秋になって、やがて刈入れが済んで、耕運機が入って次の作物が植えられて…。おっと、変に先走って考えるのは止めときましょ。今、この季節を楽しまなきゃ(笑)
 
−an 弾手−


第494回

「穀雨」
[2014.4.22]
 それは、おとといの4月20日、日曜日のことでした。空はうっすらと雨模様でしたが、昼から思い立って車を走らせ南阿蘇に向かいました。目的地は阿蘇・南郷谷の一番奥、背後に南外輪山の森が迫る阿蘇野草園。
 何しに行ったのかって?しっとりと雨に濡れた我が家の庭のささやかな新緑を見ていたら、これまで何度か行ったことがある南阿蘇の野草園の植物に無性に会いたくなって(笑)。去年は6月に、毎年この野草園に咲く可憐な「はなしのぶ」に囲まれた「はなしのぶコンサート」(高校生によるマンドリンアンサンブルの演奏)を聴きに行ったっけ。

 それと、そうそう、ちょうど4月20日は二十四節気のひとつ「穀雨」だし。その日まさに「穀雨」を絵に描いた様なしっとり雨模様だし。ちょうど日曜日で時間あるし…。
 「穀雨」とは、ご存じのように『雨が降って百穀を潤す、という意味からきている言葉で、今の時期に降る柔らかな春の雨。穀物(大地の生命)を育てる恵みの雨』ですね。

 向かった道は、車が行き交うメインの国道を避けて外輪山(俵山峠)越えにしてみました。もっとも以前は狭いヘアピンカーブが続く峠越えの道だったのが、今では峠の下にトンネルが出来てスルッと南郷谷に入れるようにはなりましたが。
 トンネルを抜けると、そこはのどかな南郷谷でした。このあたり、道路から見渡せる畑にはまだ何も植わっていません。その代わり、いたる所に菜の花の黄色い絨毯。春のしっとりした霧雨にかすみながら、静かな田園風景が広がっています。

 えっと…。一向にピアノの話になりませんが(笑)。
 実は。いくつか裏話がありまして。
 まず、「穀雨」という言葉。これ、私が尊敬する音楽家でピアニストの志娥慶香さんのオリジナル曲のタイトルでもあります。幻想的で自然の神秘性を秘めたこの曲、もう一昨年になりますが、映画「NOT LONG, AT NIGHT 夜はながくない」のエンディングテーマにも使われています。私も次元は全く違いますが「ああ、自然をテーマにしたオリジナル曲っていいなぁ」と思うようになり、何かインスピレーションのきっかけにでもならないかなぁ、と「穀雨」に煙る南阿蘇に来たのでした〜。

 えっとそれから…。
 実は先日(3月27日)に開催したan弾手ピアノソロライブ「Sweet Piano Night」は主に「春」をテーマにしてみたのですが、次回は7月位にどうか(?)という話もあり、その時は「夏」をテーマに出来ないかなぁと思いまして。現在、夏をテーマとした曲の構成や簡単なアレンジを思案(試行錯誤)中なのであります。その曲のメロディーやコード進行が頭から離れず、その日、南阿蘇の自然を巡りながらも頭の中ではずっと音が鳴っていたのでありました〜

 さて、目的地の阿蘇野草園に到着。
 ここは「野草園」という名前からイメージするような人工的な「園」ではなく、ほとんど自然のままの空間に散策路や自然解説盤などがあるだけで、そこに人がそっと分け入って自然を覗かせてもらう、という感じです。これまで何度か来たことはありましたが、いつも手前の方だけグルッと周っていただけでした。今回は小雨の中、傘を差して森の奥に続く散策路にも足を踏み入れてみました。
 足元の小径には落ち葉や枯れ枝などが積もり、まるで登山道。周囲の林や下草も自然のまま。途中、マムシグサの様な草が点々と生えていたり、名も知らぬ(私が知らないだけ)の小さな花が咲いていたり、ミツマタの枝に、もう萎みかけた花と緑の新芽がいっぱい付いていたり。へぇ、こんなに広かったんだ、とビックリする位広い園内(山の中)を歩きました。後で聞いたところによると、ちょうど今、シャクナゲが満開だったらしいのですが、私が歩いたルートと別の所だったらしく、残念ながらシャクナゲには会えませんでした。

 その日、シトシトと小雨が煙る園内には全く人の気配もなく、聞こえるのは時折響く野鳥の声だけ。あ、聞こえると言えばもう一つ、自分の脳内妄想ピアノの音(笑)。
さてさて何かインスピレーションはあったのでしょうか???(爆)。
「穀雨」に濡れながら南阿蘇の森をさまよった、その日のan弾手なのでした。



(続く→原則毎週火曜日更新)

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ちょっと、ひと言。
 いよいよゴールデンウィークが近づいてきましたね。皆さま、ご予定はいかがでしょうか。私は連休前半の今週末から来週頭、28日に休みを頂いてちょっと小旅行に行ってきま〜す。
 という訳で、来週火曜日(4月29日)はこのコラムの更新はお休み(翌30日に更新の予定)、またその翌週の5月6日(火)も休日ということで更新は多分、翌7日(水)になりそうです。
 皆さま、いいゴールデンウィークをお過ごしください。
 
−an 弾手−


第495回

「500回感謝特別号へのメッセージのお願い」
[2014.4.30]

 なんと早いもので。いつの間にかこのコラムも連載500回が近づいておりました!
 バックナンバーを見たら400回目が2012年5月29日でした。ついこの前だったような気がしますが、あれからもう2年も経ったんですね。このままいけば6月3日(火)に500回となりそうです。第1回が2002年8月27日でしたから今年で丸12年になるんですね。

 改めて振り返ってみると、ここまで続けてこれたのもたくさんの読者の皆さまのお蔭としか言いようがありません。最初はどこまでネタが続くかも不安だったのですが、始めてみたら、思いがけず全国から、そして海外からも反響のコメントやメールが届き始めてびっくりしたのを覚えています。当初はパソコンの前で一人暗闇の宇宙に向かってしゃべっているような気がしていたのが、やがて沢山の大人ピアノ仲間が津々浦々に広がり応援して下さっているような気持ちになってきたものです。

 やがて、そんな気持ちに後押しされるようにして本まで出版させて頂くことになり、自分でもびっくりです。でも、今も最初の頃と自分の気持ちは変わりません。コード奏法を覚えたての頃に感じた「自分の気持ちでピアノが鳴ってくれる!」という感動。そのワクワク感。それが今も自分のピアノライフを支えてくれているような気がします。ただ、一つだけ違うところがあるとしたら、最初の頃は「自分でも弾ける」というワクワク感だったのが、その後このコラムや本やリアルでの出会いを通して、このワクワク感を誰かと共有できる、という喜びが加わった、ということでしょうか。本当に感謝です。

 これまで、50回、100回、200回、300回、400回と、読者の皆様からのメッセージを頂いてきましたが、今回、500回目も、ぜひお言葉を頂けたらと思っています。このコラムや私の本やan弾手についてのご感想でも、またご自身のピアノや音楽への関わり、ご関心事、そしてこれからの夢など、皆さまのお声が聞けたら、そしてこのコラムの場で皆さまのたくさんの想いが飛び交ったらどんなに楽しいだろうと思います。毎度毎度勝手なお願いではありますが、どうか私の我が儘をお許し下さい。
 頂いたメッセージは第500回「連載500回感謝特別号」でご紹介させて頂きたいと思います。

 メッセージをお寄せ頂くに当って、少しだけお願いがあります。
500回特別号へのメッセージであることを明記してください。
  お寄せ頂いたメッセージを500回感謝特別号へ掲載させて頂くことにご了解の上お送り下さい。
  掲載時の「お名前(ご本名かハンドルネームか、どちらをご希望か)」「男女別」「お住まいの地域(国、都道府県単位)」をお書き添えください。
  前後の文章の都合上、句読点、改行、その他見出しの追加など、ごく一部手を加えさせて頂く場合もあることをお許しください(内容の改変は決していたしません)。
  メッセージの長さはご自由にどうぞ。ほんのひと言でも、どんなに長文でも、どちらでも頂けるだけでものすごくありがたいです。
  頂いたメッセージには、原則平日3日以内に受領のお返事を致します。(土日、及びゴールデンウィーク中はお返事出来ないかもです)。もし、平日3日以上経過してもこちらからのメールがない場合は、私の見落としか何らかの理由でメールが届いていないことも考えられますので、お手数ですが再度送信を頂けると助かります。
  メッセージの締め切りはとりあえず5月18日(日)とさせてください。その後編集作業に掛かりたいと思います。


勝手なお願いばかりで申し訳ありませんが、あなたからのメッセージにお会い出来るのを楽しみに待っています!



 【メッセージの送り先はこちら】
 piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com


 
 ちなみに、これまでの特別号のバックナンバーはこちらからご覧頂けます。ご参考になさって下さい。
 第50回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante05.html#50
 第100回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante10.html#100
 第200回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante20.html#200
 第300回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante30.html#300
 第400回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante40.html#400



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 ゴールデンウィークの前半が終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
 私はこの連休、天草の通詞(つうじ)島でイルカウォッチングの初体験をしてきました。ライフジャケットを着て、港から漁船のような小さな船で沖へ向かうこと約10分。目の前の海面に次々とイルカが群れをなしてジャンプしてきます。もちろん野生ですが、すっかり船や人に慣れている様子で、すぐ目の前まで寄ってきて並走してくれます。船のエンジン音は結構大きいのですが、海中でイルカ達にはどんな風に聞こえているんでしょうかね。
 潮風と波しぶきを浴びながら、カシャカシャと写真を撮りまくりながら、イルカとの出会いを楽しんだ、あっという間の1時間でした。
 
−an 弾手−


第496回

「締切日変更のお知らせ・500回感謝特別号メッセージ」
[2014.5.7]

 前回のコラム第495回(4月30日更新)で、500回感謝特別号へのメッセージのお願いをしましたところ、早くもたくさんの方からメッセージを送っていただき本当にありがとうございます!感謝です。
 ところで、前回のコラムではメッセージの締め切りを「とりあえず5月18日(日)」と書いていたのですが、後で考えたら私の新しい本「大人のピアノ入門」(講談社+α文庫)の発売日が5月20日だったことに気付きました。
 えっと、何を言いたいのかと言いますと……
 ひょっとすると……私の今度の本を手にされた誰かが、その後で何かひと言でもメッセージを送って下さる可能性も、絶対無いとは言えないかなぁと(すみません、私の勝手な妄想で:笑)。それだったら締め切りは5月20日以降にしないと逆に失礼かなぁと。

 そこで、締め切りを1週間延ばして、5月25日(日)にさせていただきたいと思います。もちろん、500回感謝特別号のメッセージ募集は今回の本とは直接関係ない話ですので、もう送られた方はどうか気になさらず、まだの方もメッセージは締め切り前でも早目に送っていただけたら嬉しいです。ギリギリまでメッセージが来なかったら不安ですし(笑)。単に発売の2日前のタイミングにあえて締め切りを設定するというのも、かえって微妙かなぁと思っただけです。

 メッセージお願いの趣旨は前回の第495回に書いている通りですが、メッセージを送っていただく時の要件だけ改めて書いてみます。
メッセージの締め切りは5月25日(日)とさせてください。その後急いで編集作業に掛かりたいと思います。
500回特別号へのメッセージであることをどこかに明記してください。(日頃から色々なメールが届きますので、500回特別号のために送られたメッセージなのかどうか、判断に迷う恐れもありますので)
お寄せいただいたメッセージを500回感謝特別号へ掲載させていただくことにご了解の上お送り下さい。
掲載時の「お名前(ご本名かハンドルネームか、どちらをご希望か)」「男女別」「お住まいの地域(国、都道府県単位)」をお書き添えください。
前後の文章の都合上、句読点、改行、その他見出しの追加など、ごく一部手を加えさせていただく場合もあることをお許しください(内容の改変は決していたしません)。
メッセージの長さはご自由にどうぞ。ほんのひと言でも、どんなに長文でも、どちらでもいただけるだけで、ものすごくありがたいです。
いただいたメッセージには、原則平日3日以内に受領のお返事を致します。(土日はお返事出来ないかもです)。もし、平日3日以上経過してもこちらからのメールがない場合は、私の見落としか何らかの理由でメールが届いていないことも考えられますので、お手数ですが再度送信をいただけると助かります。

勝手なお願いばかりで申し訳ありませんが、あなたからのメッセージにお会い出来るのを楽しみに待っています!



 【メッセージの送り先はこちら】
 piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com


 
 ちなみに、これまでの特別号のバックナンバーはこちらからご覧頂けます。ご参考になさって下さい。
 第50回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante05.html#50
 第100回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante10.html#100
 第200回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante20.html#200
 第300回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante30.html#300
 第400回
 http://www.kumamoto-bunkanokaze.com/andante/andante40.html#400



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ちょっと、ひと言。
 とうとうと言うか、遂にと言うか、ゴールデンウィークも終わりましたね(笑)。皆さまいかがお過ごしでしたか?中には連休関係なしにお仕事という方もおられたかと思います。いずれにしても、皆さまお疲れ様でした。
 私は予定(遊び)盛りだくさんの連休でした。そんな中、先日は福岡県大川市紅粉屋にある「薫窯」の窯開きに行ってきました。ここは学生時代の友人が奥様と一緒にやっていて、もうだいぶ前に行ったことがあったのですが、その後彼が病で他界し、今では奥様が窯を続けておられます。うっそうとした木々に囲まれた広い敷地にある窯と蔵は、たくさんのお客さんで賑わっていました。奥様とはひとしきり彼の思い出話に花が咲きました。
 そこで購入した柔らかな色合いの一輪挿し。人なつこい笑顔が印象的だった彼のように、今、我が家の玄関で優しくスズランの花を揺らしています。
 
−an 弾手−


第497回

「志娥慶香の映画音楽講座」
[2014.5.14]

 やって来ました!
 好天に恵まれたゴールデンウィークの一日。ナビを頼りに九州自動車道・八女インター経由で約1時間半。心配した連休中の渋滞もなく、着いた所は福岡県筑後市の九州芸文館。初めて来ましたが、駐車場や中庭、遊歩道も含めてなかなかモダンなデザインの施設です。
 その日は、「九州芸文館開館1周年記念・芸文館アカデミー公開講座」として志娥慶香(しがけいこ)さんの「映画音楽講座」が開かれたのでした。
 志娥慶香さんはこれまでもこのコラムで何回かご紹介しましたが、米国バークリー音楽院・映画音楽作曲科を首席卒業、現在は熊本を拠点に、映画・舞台音楽やCM音楽制作の他、ご自身の演奏活動などで全国的に活躍されている音楽家、作曲家、ピアニストです。

 会場に入ると、正面のステージに大スクリーン、その脇にテーブルとキーボード。開始時間が近付くにつれ約200席の会場はほぼ埋まっていきます。聴講者はどんな人達だろうと思って見ていましたが、結構中年から年配の人も多いなぁ(自分もそんな1人:笑)。男女は半々位か?

 さて、いよいよ志娥慶香さんの登場です。
 『…映画は、映像・ストーリー・音楽が最高の関係で成り立っています。人々に感動を与え続ける名作の映画音楽はどのようにして作られ、観客の心理にどう作用しているのか?その秘密に迫ります〜』(講座の紹介チラシより)
 ということで、エジソンの時代に遡って映画(動画)の誕生から現在までの歴史を前振りに、映画と音楽の関係を解説して下さいました。
 
 まず無声映画の時代。音楽は楽団による生演奏。曲は既成のクラシック音楽。指揮者や楽団員が映画上映に同行しないといけないので、手間も費用も結構大変だったらしい。
 やがてトーキーの時代へ。でも最初は映像と音との後編集の技術が無いため撮影と演奏の同時一発撮り。ちょっとしたシーンの撮り直しでも、演奏も最初からやり直しで、これも想像するだけで大変そう。
 その後やっと編集技術が生まれて音の後入れが出来るようになった。

 と、そこまでは前振りで本題はここから。
 まず、皆さまよくご存じの名画「禁じられた遊び」と「第三の男」を題材に、スクリーンに映画の映像を映しながらこの2作品に共通する映画音楽の特徴を解説して下さいました。さて、その共通する特徴とは?
 これらの映画タイトルを聞くと誰もがすぐにそのテーマ曲を思い浮かべますよね。これらの映画では、ほとんど全編を通して、主人公の登場やストーリー上重要な場面になると、必ずそのテーマ曲が繰り返し流れてきて、曲と映画のテーマが一体となって観客の意識に刷り込まれていく。またさらに「第三の男」では映画の後半になって初めて明かされるストーリーの意外な展開を、実はトップシーンから延々と流れ続けるテーマ曲が暗示していた、という仕掛けに。そこに気付くと思わず鳥肌が!

 さて、その後いよいよ話は核心へ!?
 実は志娥さんは米国バークリー音楽院でハリウッド式映画音楽の手法を学んだそうなんですが、ハリウッド式映画音楽によって初めて、フランス映画の「禁じられた遊び」(1952年)やイギリス映画「第三の男」(1949年)とは違う、現在の映画やテレビドラマなどで普通に使われている映画音楽の手法が開発されたらしいのです。

 その例としてスクリーンに映して解説されたのがアメリカ・ハリウッド映画「カサブランカ」(1942年)。この映画も テーマ曲は確かに聴くとすぐ「あ、知ってる」って分かりそうな曲なんですが、映像の背景に主に流れるのはこのテーマ曲ではなく、そのシーンをイメージさせるようなBGMっぽい音楽。観ている方はほとんど音楽を意識しないで映像に入り込んでいく。怖いシーンでは怖そうな音楽、楽しいシーンでは楽しそうな音楽。
 このような手法を専門用語で「アンダースコア」と言うそうです。「アンダーライン」って言葉ありますよね。あれは文章の大切な所に分かりやすいように引くライン(下線)のこと。それと同じでアンダースコアとは、映画のシーンに合わせて分かりやすいように入れていくスコア(音楽)、ということだそうです。
 さらに、単にシーンに合わせて音楽を入れるだけでなく、シーンの変わり目の所で、ちょっと早目に次のシーンをイメージさせる音楽を入れて場面転換をスムーズにさせることも。その具体例を志娥さんが音楽を担当された映画「NOT LONG AT NIGHT」のシーンに合わせ、その場でキーボードで音楽を入れながら解説していただきました。これって、今ではテレビドラマ等でも普通に見掛ける手法ですね。それが、実はハリウッド映画の手法から来ていたとは。

 と、分かったようなことを言ってますが。これ、あくまでもその日私が聞きかじった志娥さんの話から私の思いを書いたまでで、もしかすると私の勘違いや理解不足で志娥さんの意図とは違ったことを書いているかも知れません。その時はすみません。

 この日の講座、実はさわりだけの無料講座で、実際には別の日にもっと突っ込んだ3回連続の有料講座が予定されています。ただ、平日の昼間(それも県外)なので私は参加できなくて残念です。
 それでも映画音楽の秘密の入り口をチラッと覗かせて頂いたこの日の講座。今後、自分のピアノライブなどでの語りとBGM演奏の組み合わせなんかにも、何か新しい視点の参考に出来ないかなぁ。



(続く→原則毎週火曜日更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏法超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。
 当コラムの「第500回感謝特別号」へのメッセージ募集の件、すでにお寄せいただいた方、本当にありがとうございます!感謝申し上げます。
 引き続き募集していますので、この後もたくさんの皆様からメッセージをお寄せいただけたら嬉しいです。趣旨など詳しくはバックナンバー第495回に書いていますが、ここではメッセージを送っていただく時のお願い事項だけ改めて書かせてくださいませ。

メッセージの締め切りは5月25日(日)とさせてください。その後急いで編集作業に掛かりたいと思います。
500回特別号へのメッセージであることをどこかに明記してください。(日頃から色々なメールが届きますので、500回特別号のために送られたメッセージなのかどうか、判断に迷う恐れもありますので)
お寄せいただいたメッセージを500回感謝特別号へ掲載させていただくことにご了解の上お送り下さい。
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前後の文章の都合上、句読点、改行、その他見出しの追加など、ごく一部手を加えさせていただく場合もあることをお許しください(内容の改変は決していたしません)。
メッセージの長さはご自由にどうぞ。ほんのひと言でも、どんなに長文でも、どちらでもいただけるだけで、ものすごくありがたいです。
いただいたメッセージには、原則平日3日以内に受領のお返事を致します。(土日はお返事出来ないかもです)。もし、平日3日以上経過してもこちらからのメールがない場合は、私の見落としか何らかの理由でメールが届いていないことも考えられますので、お手数ですが再度送信をいただけると助かります。

 何度も勝手なお願いで申し訳ありませんが、あなたからのメッセージにお会い出来るのを楽しみに待っています!
 

−an 弾手−


第498回

「いよいよ今日・5月20日全国一斉発売。『大人のピアノ入門』」
[2014.5.20]

 いま、目の前に講談社+α文庫の『大人のピアノ入門』があります。先日著者見本として講談社から送られてきたものです。
 見本に添えられていたご担当者からのお手紙に「書店搬入日は5月20日を予定しております」とありました。

 この『大人のピアノ入門』、実は今から9年近く前(2005年7月)に講談社から出版になった『40歳からのピアノ入門』(講談社+α新書)をベースに、その後の社会の変化や読者の皆さまとの交流の話題などを取り込み、文庫用に加筆、改筆、再編集したものです。
 ですから、先の『40歳からのピアノ入門』をお読みの方にはほぼ同じような内容ではありますが、装丁も本のタイトルも一新し、改めて新刊としての発売となりました。これを機会に、さらにより多くの人に、大人ピアノを楽しむきっかけづくりや何かのヒントになれたら嬉しいなぁと思っています。
 また私自身も、自分が大人になってから出会ったピアノ体験や、その中でのたくさんの人たちとの貴重な出会い、気付きなどをもう一度改めて確認したり、次のステップへの礎にしていきたいとの思いもあります。

 今回の本の発売と軌を合わせるかように、今年3月に第1回を開催させていただいたan弾手初のセルフプロデュースによるピアノライブ『Sweet Piano Night』も、7月に第2回目を開く予定にしています。これの詳細はまた改めてご案内させていただきたいと思います。

 という訳で、これまでも新しい本の発売の度に、皆さまには「スタートダッシュキャンペーン?」へのご協力をお願いしてまいりましたが(笑)
 今回も何卒よろしくお願い申し上げます〜!
 具体的にどういうことかと言いますと…。

 書店の店員さんに、本のタイトルと出版社名(講談社)、著者名(この本は私の本名、鮎川久雄です)を告げていただいて、在庫や入荷予定をご確認ください〜!電話でもいいかと思います。書店何軒かに声を架けていただいて、良ければそのうちのどこかから、実際にご購入いただけたら更に嬉しいです(って、冗談半分、本気半分?でございまする〜)。

 それでは改めて本の仕様を書いておきます。

 ●書名:大人のピアノ入門
 ●出版社:講談社(講談社+α文庫)
 ●著者:鮎川久雄
 ●判型:文庫版
 ●ページ数:192P
 ●発売日:2014年5月20日
 ●定価:600円(税別)
 ●ISBN:978-4-06-281560-4

 よろしくお願い申し上げます。



(続く→原則毎週火曜日更新)

an弾手(andante)

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ちょっと、ひと言。
 繰り返しになりますが、当コラムの「第500回感謝特別号」へのメッセージ募集の件、すでにお寄せいただいた方、本当にありがとうございます!感謝申し上げます。
 引き続き募集していますので、この後もたくさんの皆様からメッセージをお寄せいただけたら嬉しいです。趣旨など詳しくはバックナンバー第495回に書いていますが、ここではメッセージを送っていただく時のお願い事項だけ改めて書かせてください。

メッセージの締め切りは5月25日(日)とさせてください。その後急いで編集作業に掛かりたいと思います。
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−an 弾手−


第499回

「an弾手サマーライブ・Sweet Piano Night
第2回のお知らせ」
[2014.5.27]

 去る3月27日にan弾手初のセルフプロデュースライブとしてSweet Piano Nightを開かせて頂きましたが、その節はたくさんの皆さまに暖かく見守って頂いてありがとうございました。
 今回また、ライブハウス酔ingさんのご厚意で、その2回目を開催させて頂くことになりました。今度は夏も本番の7月31日です。

 前回は3月ということで、春をテーマに日本の抒情歌や洋楽スタンダードをおおくりしましたが、今回は7月、夏をテーマにしたサマーライブ?になればなぁと思っています。
 ライブとは言っても、中身は私an弾手のピアノソロです。それも、超絶技巧やノリノリのスウィングとは無縁の(お店の名前は酔ingさんですが・笑)、シットリ系、癒し系のピアノ(のつもり)です。ライブタイトルも前回に引き続き「Sweet Piano Night」。

 暑い夏の一日の終わり、日も沈んで優しい夜風にホッと我に返るひと時。静かにグラスを傾けながらSweet なPianoの音色にふと耳を傾けて頂ければ。そこに軽い会話や優しい笑顔が生まれてくれれば。
 そんな気持ちを込めてピアノを弾くことが出来たら、そんなSweetな夜を皆さまとご一緒できたら、と思っています。

 ライブの概要は次の通りです。開演時間が、前回は20:30でしたが、今回は20:00にしてみました(平日で翌日もお仕事の方が多いかと思いました)ので、どうかお間違え御座いませんように。

●タイトル:an弾手サマーライブ「Sweet Piano Night」(ピアノソロ)
●日時:2014年7月31日(木)
     20:00開演(19:30開場)
●会場:LIVE&DINING BAR「酔ing」(Swing)
     熊本市中央区花畑町10−10 中山ビル2F
     TEL 096−356−2052
●出演:an弾手
●Charge:700円(要ワンドリンクオーダー、軽食も出来ます)
※予約チケット等はありません。当日お店へ直接おいで下さい。

 さて、あと2ヵ月。っていうか、これまでの色んな経験から2ヵ月ってあっという間に過ぎるんですよね。3月のライブの時とは演奏する曲目も全て変えるつもりですので、張り切って仕込みしなくちゃ!



(続く→原則毎週火曜日更新)

an弾手(andante)

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 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏法超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
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ちょっと、ひと言。
 すっかり茶色に染まってしまいました。我が家の隣の麦畑です。
 ついこの前まで黒い土に小さな緑の芽がポツポツ出ていたのに、と思うのですが。季節の移り変わりって、あっという間ですね。これを「麦秋」と言うらしいですが、本当に秋の風景のようです。
 秋の風景、と言えば、玄関の脇には毎日大量の枯れ落ち葉が散っています。これも足元だけ見ているとまさに秋の風景ですが、目を上げると、辺りはむせるような新緑。梅雨に入る前の、キラキラ輝く木漏れ日をしばし楽しみたいと思います。
 

−an 弾手−


連載500回感謝特別号

[2014.6.3][2014.6.10]

 とうとう連載500回になってしまいました。これまで50回、100回、200回、300回、400回の時にそれぞれ感謝特別号を出させていただきましたが、今回もまた500回というキリ番で引っ込みが付かなくなり、特別号を出させていただくことに致しました。
 またか、と思った方もいらっしゃることと思いますが(笑)、またまた私の我がままにお付き合いいただき、本当に感謝です。ありがとうございます。

 今回、皆さまからいただいたメッセージに自分のコメントを書きながら、重大なことに気付きました。それは、自分のここまでの、まだまだ浅いピアノライフではありますが、実はそれらがとても沢山の方との関わりの中で一つ一つ育まれて来たんだなぁ、という実感です。
 そんなこと、頭では、理屈では分かっているつもりだったのですが、お1人お1人のメッセージに込められた様々なドラマを噛みしめながら、そしてその方と自分との関わりを一つ一つ思い出していくうちに、それらの日々と時間とエピソードの積み重ねのありがたさが、身に染みていきました。
 さらに、まだまだここには書き切れないたくさんの方とのご縁が、たかが500回されど500回の12年の間にいくつも織りなされてきたのだなぁと、感謝の気持ちで一杯になりました。
 リアルでお付き合いのある方はもちろん、お会いしたこともない沢山の方たちと、これからもピアノ(音楽)をキーワードとした繋がりの輪が無数に広がっていったら、こんな嬉しいことはありません。

 すみません!何だか自作自演の感慨にふけってしまったみたいで(笑)。でも、どうか白けずにこの先読んでくださいませ。

 沢山の皆さまに共演していただいたドラマが、ここにあります。ありがとうございます。

「これからも応援していま〜す!」
(Message from 熊本:宮本ゆかりさん・女性)

 アンダンテさん!連載500回!おめでとうございます!500回だなんて素晴らしいです〜♪アンダンテさんの真摯なひたむきな思いが、きっとファンの皆様に届いていると思います♪

(an弾手より)
 いつも応援していただいてありがとうございます!どんな時も素敵な笑顔と気遣いが印象的なゆかりさん。
 あの日、私の拙いピアノ伴奏でしたが、ギターやヴォーカルの音楽友達と一緒にお祝いの演奏をさせていただいたゆかりさんのご結婚式は、印象深く貴重な体験として私の中に刻まれています。
 優しい旦那さまと、これからも素敵な家庭を育んでいってくださいね。
「何と段々弾けていく…これ、醍醐味です(笑)」
(Message from 福岡:奥村さん・男性)

 私の今の試行錯誤(笑)は、「主よ、人の望みの喜びよ(バッハ)」です。どこかで聞いた美しい曲です。
 で、私の全くの自己流奏法(笑)。取り敢えず右手をします。何と段々曲になっていくんですね(笑)。そして左手。1小節に音符三個だけ、でも両手ですぐには弾けません(笑)。が、何と段々弾けていく…これ、醍醐味です(笑)。

(an弾手より)
 奥村さんから初めてメールをいただいたのは去年の8月でしたね。
 拙著「お父さんのためのピアノ教室」を図書館から借りられ、『なんか突然自分にもできそうな気がむくむくと湧いてきました』と嬉しいお便りでした。その後も『まさに夢物語です』とのメールが。引き続きピアノを楽しまれているご様子で何よりです。
 実はこの度、講談社から新しく出た+α文庫「大人のピアノ入門」のまえがきに奥村さんからのご体験メールの一部を引用させて頂きました。全国のたくさんの方にも奥村さんの『夢物語』の感動が伝わったら嬉しいです。
「丸12年、素晴らしいですね」
(Message from 熊本:橋口華英さん・女性)

 an弾手さん、コラム掲載500回連載おめでとうございます!
 丸12年、素晴らしいですね。
 an弾手さんの、ピアノに対する熱意を追求してきた努力の賜物ですよね!

(an弾手より)
 ありがとうございます!華英さんの、文字通り華やかな麗気オーラにはいつも元気をもらっています。
 アメリカから帰国されたかと思ったら突然新しい会社で海外も視野に入れた新規事業の立ち上げに参加。先日はその会社が新聞に大きく取り上げられるなど目覚ましいご活躍ですね。私も元気をもらいながら、これからも頑張ります〜!
「an弾手さまに出会ったばかりに、毎日楽しい思いばかりしなければなりません」
(Message from 愛知:JUNさん・男性)

 まじめな話、何度練習してもスムーズに弾けなくて苦しんでいる所が、ある日突然弾けるようになった時の爽快感や達成感。「辞めれんわね」。こんな楽しい思いも苦しみも、元を辿ればan弾手さまのおかげですよね。
 おっと言い忘れました。「大人のピアノ入門」(講談社+α文庫)で、ますます症状が重くなるのではないかと危惧しております。

(an弾手より)
 いつも、辛口の中に愛情たっぷりのメッセージをいただきありがとうございます。400回の時に引き続き、今も独身美人先生のピアノレッスン楽しまれている様で何よりです。
 今回はまた、ちょうど発売時期が重なった拙著「大人のピアノ入門」の中にJUNさんのコメントも引用させていただきありがとうございました。実は最初JUNさんのコメントを原文通りに入れようとしたら、出版社から『犯罪行為を連想させる表現はまずい』とダメ出しを頂き(笑)、無難な表現に勝手にリライトしております(と、出版ウラ話)。
 皆さまとの繋がりから生まれた今回の本です。感謝です。
「奮戦記にあるさまざまなan弾手さんの音楽のいとなみに“目からうろこ”状態です」
(Message from 埼玉:白と黒さん・女性)

 an弾手さんの奮戦記には、この音楽の要素の存在を私の子供のころに受けた「ぴあののおけいこ」とは異なる角度から気づかせていただけ、つくづくありがたいものと深く感謝しているこの頃です。
 見て、その時の気分で、リードシートの骨格の上に自由に音をおいて、音楽の色合いを変えて楽しむ・・・・これが作曲の入り口にもなっていたな、とも思っています。本当にありがとうございます。
 そして いろいろな形の音楽の楽しみを気づかせてくださっていることにも、いつも奮戦記を拝見しながら感謝しております。

(an弾手より)
 ネット上での白と黒さんとの出会いはもう随分前になりますが、最初の頃は連日長文のメールをいただき、私も必死でお返事を書いてましたっけ(笑)。おかげで私も色々と勉強させていただき感謝しています。
 そんなご熱心さはアレンジ、作曲、ウクレレの演奏へと広がり、東京・弾手の会の発足をきっかけに私も上京してリアルでの交流へとつながっていきましたね。いつも明るく面倒見のいい白と黒さん、これからも楽しいピアノ(音楽)ライフを共有できたら嬉しいです。
「コラムは、数も凄いのですが、それよりも1回1回が実に面白く〜」
(Message from 東京:清水一郎さん・男性)

 本業の企画事業はもとより、今や副業のコード奏法教則本出版、そしてリサイタルを実現されたピアノ生演奏と、本当に八面六臂のご活躍で驚嘆の一語に尽きる次第です。凄いの一言です。コラムは、数も凄いのですが、それよりも1回1回が実に面白く、「もっと読みたい」と毎回思わせる文体であり内容であることが物凄い!
 コード奏法をツールとして極めて平易に説き「ものにする」安易化に成功なさって、世のピアノ好きのみならず、音楽好きに福音を与えられた功績は非常に大きいと思います。

(an弾手より)
 清水さんは東京「弾手の会」の初期の頃からのメンバーで、私が上京の折には何度も会の皆さんと一緒にピアノを囲んで楽しい時間を過ごさせていただきましたね。その時は素敵なピアノ演奏をありがとうございました。
 また、いつも機会がある度にご自身の近況や私への励ましメールを送っていただき、感謝しています。いつぞやはピアノ教室の事務員の方に私の本をご紹介いただいたそうで光栄です。
 これからも同世代のピアノ仲間として繋がっていけたら嬉しいです。
「an弾手さんのコード奏法に出会って生きていくうえでの楽しみが増えました」
(Message from 愛知:姫スズの母さん・女性)

 私は子供のころから、ピアノが弾けたらどんなにいいだろう〜。弾きたいな〜。と思っていました。〜ある時、ミニーリパートンの「ラヴィンユー」は彼女の5歳の娘にささげる子守唄であるということを知りました。私は無性にこの曲を弾き語りしたくなりました。私の娘も5歳だったからです。
 そんな時、an弾手さんの本に出会い、「憧れの洋楽スタンダード」を参考にして私流、ラヴィンユーを完成しました。出来栄えはどうだったか?は何とも言えませんが、完成させたことに満足しました。あれから7年たちました。

(an弾手より)
 「an弾手さんのコード奏法に出会って生きていくうえでの楽しみが増えました」…。
なんと嬉しいお言葉でしょうか。そう言ってくださる方がこの世のどこかにいらっしゃると思うだけで、私の方こそ「生きていくうえでの楽しみが」何倍にも増えたような気がします。
 幼い娘さんに聴かせるためにピアノに挑戦され、そして今ではその娘さんのピアノレッスンをコードの知識でサポートされているご様子、この度の拙著「大人のピアノ入門」の中にもほんのちょっとですがご紹介させていただきました。ありがとうございます。
「500回も続くなんて凄いですね〜また東京に遊びに来てください」
(Message from 東京:ゆめびとさん・男性)

 an弾手さま、ピアノ奮戦記500回おめでとうございます。
 500回も続くなんて凄いですね。
 ここから、書籍の出版、講演会、ピアノライブ出演などにつながり、ほんとに凄いと思います。

(an弾手より)
 東京「弾手の会」の集まりでは、何度かご一緒させて頂きましたね。とても素敵な演奏を聴かせていただいたのを覚えています。ご自身のオリジナル曲やリサイタルの計画など、まさにハンドルネーム『ゆめびと』の通りに夢を描いて挑戦されているご様子に、私も勇気づけられます。
 これからもますますのご活躍を楽しみにしています。
「これからも引き続き楽しくご精進、ご発信を! 大阪より心からお祈りしています」
(Message from 大阪:高部遵子さん・女性)

 この前400回をお祝いした気がするのですが、もう100回もさらに積み重ねたのですね。
 何はともあれ、すっご〜い!!当初パソコンの前に広がっていたという、誰もいない暗闇の宇宙は、すでに多くの人の共感やら歓喜やら祝福やらでいっぱいの晴れやかな世界になったよう。ほんとうにおめでとうございます。

(an弾手より)
 ある日、私の本業の方のアドレスに大阪の知らない人から届いた一本の仕事関係のメール。それが高部さんとの最初の出会いでしたね。それがきっかけで、その後なぜか「くまもと文化の風」に投稿をいただくようになり、ご来熊時にお会いしたり去年は私が大阪に行った時にお会いしたり。
 そして、ついこの前お聞きしてびっくりしたのが、高部さんも学生時代、熊本大学探検部に所属されていたということ(何を隠そう、私は熊大探検部の創設者なのであります・笑)。
 ピアノ(音楽)と関係ない話になってしまいましたが、人のご縁と出会いの不思議を感じているこの頃です。これからもどうかよろしくお願いいたします。
「今年チャンスがあればan弾手さんのピアノを聴くのが夢です」
(Message from 熊本:還暦前の主婦さん・女性)

 出版おめでとうございます。私はインターネットや携帯サイトでの情報のアクセスに無知なので、〜奮戦記の内容をうまく見れなくて残念です。でも、自由にピアノを楽しめるようになりたい、ということをan弾手さんにお伝えしたいです。
 不器用な私でも、車の教習所で絶対不可能だと思っていた運転免許が取れたのだからピアノも大丈夫だと、変な比較ですが考える時があります。

(an弾手より)
 最近、一本のメールをいただいたのがきっかけでしたね。だいぶ以前に私の「お父さんのためのピアノ教室」を手にされ、「いつか、『素晴らしき世界』を弾きこなすのが夢です」と書かれていました。そして、何とお住まいがご近所らしい(車で10分圏?)。
 日本全国あるいは遠く海外の方から、そしてこんな隣保組の方まで、全く同じ感覚でこうして交流できるネット社会の不思議でしょうか。
 そんな『還暦前の主婦』さんからのメールの一部も、今回の拙著「大人のピアノ入門」(講談社+α文庫)の中に、ほんのちょっとですが引用させて頂きました。ありがとうございます。
「いつもいつも(^^ いつまでも素敵なおじ様でいてくださいね〜」
(Message from 福岡:マリリンさん・女性)

 500回ですかぁ(^^ おめでとうございます*\(^o^)/*
 an弾手さんの本で癒しの時間をいただいております。また、先日の生ライブでも、癒しの語りと優しい笑顔でピアノの調べとともに何とも言えない心地よさを醸し出されていましたね。

(an弾手より)
 先日のan弾手ライブでは、わざわざ福岡から駆け付けていただいてありがとうございました!溢れるような笑顔とキャピキャピ感満載(笑)のトークで、周囲を一気に明るくされるマリリンさんには、私もいつも元気をもらっています。
 8月にはご自身のライブイベントを大々的に開かれるとか。きっとマリリンさんのお人柄から、たくさんのゲストミュージシャンで盛り上がることでしょうね。私an弾手までゲスト出演の隅っこに加えていただいて光栄です。一緒に楽しみましょう!
「ライブハウスでのソロデビューも果たされ、その堂々とした演奏姿に感動しました」 (Message from 熊本:まろさん・女性)


 ここ数年an弾手さんのピアノ演奏を機会あるごとに聞かせていただいていますが、先日はついにライブハウスでのソロデビューも果たされ、その堂々とした演奏姿に感動しました。
 着実にプロのピアニストとしても前進されていますね(笑)
 これからも世界に向けて、わかりやすい解説と軽快な文章でピアノを弾ける喜びの輪を広めていってください。

(an弾手より)
 このところ少し音楽活動を休止されているようですが、熊本では押しも押されぬジャズヴォーカリストとして業界で知らぬ人はいない存在ですね。
 私も以前から応援(追っかけ?)させていただいて、たくさんのステージを拝見し、ジャンルが違う自分のピアノにもたくさんの啓示や気付きを得ることができたと思っています。
 何度か私にピアノ伴奏をさせていただいた時には、リハーサルで厳しく指導もしていただいて感謝です(笑)。これからも機会がありましたら、熊本に素敵な音楽シーンを広げてください。
「連載1000回の際には音楽の輪で繋がったみんなでパーティーしましょう(*^^*)v」
(Message from 熊本:ポポさん・女性)

 an弾手サマ♪連載500回おめでとうございます!
 「継続は力」とは言いますが、それがいかに難しいことか…本当に素晴らしいです。そして沢山の読者の方に愛されているのはan弾手さんのお人柄のなせる技だと思います。
 ピアノにも、文章にもan弾手さんの温かな優しさとユーモアが溢れていて読んでいてとっても楽しい気持ちになります。

(an弾手より)
 ポポさんのステージは、いつも伸びのある歌声や笑顔とユーモアたっぷりの優しいMCが印象的で、聴くたびに『自分のピアノでもこんな空気感が出せるようになったらいいなあ』と勉強させていただいています。
 また、そのライブに来られているお客さま方とも何度か顔を会わせるうちに親しくなったり、先日は思いがけず以前から私が本業でお世話になっている取引先の社長さんご夫婦と同席になったり。
 本当に、音楽を通して繋がっていく人とのご縁を感じます。
 連載1000回はちょっと気が遠くなりますが(笑)、音楽の輪、大切にしていきたいですね。
「続けることは、才能を伸ばし喜びを得られることではないかと思っております」
(Message from 熊本:山口りえこさん・女性)

 〜また、新たに産み出すことは、ご苦労がありながらも好きだからこそ実現されるわけですから、お手本にさせていただきます。皆様からのメッセージも、次のステップへ繋がる向上心が膨らみ、ますます充実されるシニアから老年期を過ごされていくことと存じます。
 すばらしい先輩として、今後もおつきあいの程、よろしくお願い申し上げます。

(an弾手より)
 400回の時にも書きましたが、三角西港をテーマとしたオリジナル曲のCDを山口さんが出されていることを知ってすぐ購入、優しく情感溢れるピアノ曲にすっかり魅せられてしまいました。
 三角西港はじめ、色々な場所でピアノ生演奏もなさっているようですね。一度、あるアートギャラリーで展示作品とのコラボ演奏をされた時は、私も聴きに行ったのですが、突然のご指名で私にまで何曲か飛び入り演奏させていただいてありがとうございました。これからも素敵なご活動、楽しみにしています。
「出版を含め、出会いの場での影響が確実に広がっていますね」
(Message from 長崎:Pianossimoさん・男性)

 500回更新おめでとうございます。
 2002年8月27日の第1回から、コード奏法を基本にpiano演奏法紹介と音楽を介した出会いの場で経験されたエピソードを綴られたブログですが、その間、新聞・雑誌、テレビ・ラジオ、講演会、ライブ等と音楽に纏わる出来事が展開され、なかにはピアノ講師向け講演会もあり、ピアノを身近にする方法としてのコード奏法の本領を実践されている様子が見て取れます。

(an弾手より)
 いつも、私の音楽活動に関して深いメッセージをいただいてありがとうございます。関心を寄せていただいていることに感謝です。『アッパーストラクチャー、7thコード、circle of 5th等の記述が時折出て来て〜』などの専門的なコメントも、そう言われて自分でもなるほど、と改めて確認しています。
 これからも、色々な立場の読者の方に、それぞれのお立場で何かひとつでも関心を持っていただけるような活動が続けられたらいいなあと思っています。
「原点はこのコラムです。読み返しては勉強しています」
(Message from 山口:maron-mamaさん・女性)

 連載500回おめでとうございます。早いもので、このコラムに出会って6年近くになります。いまでは、音楽が生活の中で一番大切な時間になっています。変われば変わるものですね(^^ まさか私が人前で、ロックバンドで、キーボードを弾くなんて、多分私が一番驚いています。

(an弾手より)
 そうですね、もう6年近くなるんですね。このコラムが縁でメールをいただいてから。この間、たくさんのメッセージの交換ありがとうございます。
 ご主人のロックバンドでのキーボードデビュー、そして練習やリハーサルのご様子、いつも情景が目に浮かぶようなお便りで私も楽しませていただいています。できればいつか、ご主人とのバンド演奏お聴きしたいものです。これからも音楽活動、楽しまれてください。
「書店で目に留まった『2週間速習ピアノ講座』を購入。弾いてみると楽しめそう」
(Message from 茨城:青木さん・男性)

 365日連休に入り、書店で目に留まった「2週間速習ピアノ講座」を購入。弾いてみると楽しめそう。そして、「ピアノ入門」も購入。
 〜この年になっても、譜面で弾くよりは耳で聴いて弾く方が楽です。しかし耳ではメロディのみで、伴奏の音は掴めません。メロディに伴奏をどうつけるか。譜面なしで弾きたいものです。

(an弾手より)
 365日連休に入られたんですね。うらやましい!そんなタイミングで私の本に目を留めていただいて光栄です。大人になってからでも、何歳からでも、ピアノは楽しめるんだという実例を、私と一緒に積み重ねていただけたら心強いです。
 そんな仲間の輪が、これからも一人でも多く繋がっていきますよう、私も楽しみながら続けていきたいと思っています。これからも毎週火曜日、お会いしましょう!
「an弾手さんのピアノを聴いていると、風景が見えてくるようで」
(Message from 熊本:古荘さん・男性)

 an弾手さま。
 いつもお世話になっております、調律の古荘です。
 コラム500回本当におめでとうございます。an弾手さんのピアノを聴いていると、風景が見えてくるようで豊かな気持ちになります。

(an弾手より)
 連日(連夜)各地でのベーシストとしてのライブ演奏活動、そしてまた九州から関西まで股にかけたピアノ調律師としてのお仕事、一体、いつ休まれているのか心配になる程のご活躍ですね。
 我が家のピアノもいつも古荘さんに診ていただいていますよね。調律の途中でも、何か質問すると丁寧に説明してくださいます。ピアノの構造、部品の話、調律用の器具の解説、そしていつしか、ライブやアーティストの話まで。いつも勉強させていただいています。
 また奥様は公立図書館のコンシェルジェとして、私の本の紹介にも関わってくださり感謝です。
「もうすっかりan弾手さんの人生の貴重な一部そのものになっていますよね」
(Message from 熊本:チャールス豚さん・女性)

 ブログを綴りながら、ご自身も勉強され、交友関係を広げられ、そして演奏家としても自らバージョンアップされていく過程まで読み手側が楽しめる、まさにリアルタイム伝記です。
 そのポジティブさで、これからも益々お元気でご活躍ください。100歳過ぎても、ニコニコしてピアノに向かわれる姿が目に浮かびます。

(an弾手より)
 私が初めてコード奏法に出会い、ピアノバーでお酒の香りに浸りながらレッスンを受け始めた頃の同期生・チャールス豚さん、あれからずいぶん年月が流れましたが、思い出すと昨日のことの様に懐かしいです。あの頃ご一緒にピアノを学んだ日々が、今の私の原点ですから。
 その後ピアノはいかがですか?今はピアノより陶芸家として、文化サークルの先生として、また詩人、作家としてのご活躍が素晴らしいですね。また次の詩集、拝読できるのを楽しみにしています。
「その年のクリスマス。大きなトラックが来て憧れのピアノが届きました」
(Message from 熊本:小坂貴和子さん・女性)

 小学校3年生までオルガンで練習していましたが、その年のクリスマス。大きなトラックが来て憧れのピアノが届きました。父が母に内緒で注文していたのです。
 両親の激しい口喧嘩の横でピアノを弾きまくったことが忘れられません。今私の部屋にはその時の2ペダルアプライトピアノと木目のチッペンデールのグランドピアノ2台が腰を据えています。

(an弾手より)
 もうずいぶん前になりますが、小坂さんがご主人とお二人で来られていたあるピアノバーで、たまたま同席させていただきましたね。その時、私が一曲弾いたら小坂さんもクラシックの曲を華麗に演奏されたのを覚えています。
 後で聞いたことですが、小坂さんは一時、音大進学を考えられたほど、若いころからピアノを学ばれていたそう。最近はオハイエ音楽祭のボランティア活動で顔を会わせることが多くなりましたが、これからもよろしくお願いいたします。
「an弾手様の音楽への想いの強さやチャレンジ精神に感動しました」
(Message from 熊本:Mamiさん・女性)

 an弾手様、ブログ更新500回、本当におめでとうございます。
 このブログのことを知ったのはほんの数日前なのですが、バックナンバーを読んでいって、an弾手様の音楽への想いの強さやチャレンジ精神に感動しました。

(an弾手より)
 いつもライブで素敵なヴォーカルを聴かせくださるMamiさん。たくさんの音楽仲間に囲まれて楽しそうに活動されているご様子、拝見しています。歌だけでなく、物語のシーンなどの語りを織り交ぜて進められるステージ、とても興味があります。
 私も、そのままでは無理としても、何かその様な要素を自分のピアノ演奏にも取り込めないものか、といつも思います。これからも、色々な刺激や新しい発想を分けてください。
「an弾手様のコラムに触れる時間は、1週間に1度訪れる幸せな時間です」
(Message from 徳島:Y.T.さん・男性)

 ピアノには続けることの大切さを教えてもらいました。まったくピアノが初めての自分でも最初の9か月間は、ほぼ毎日ピアノに触れることができました。毎日発見があり、自分独自のリズムですが、何となく弾けるようになりました。
 an弾手様のコラムが背中を押してくださったことはいうまでもありません。

(an弾手より)
 Y.T.さんとの最初の出会いは2年前にいただいたご質問のメールでしたが、その後何度かメールのやり取りをするうちにご自身のピアノへの夢を聞かせていただきました。
 ご自身の病気での辛い過去と、その時自分で弾いたピアノの音に救われたこと、そしてその経験から、やがてピアノで誰かの気持ちを助けることができればと思うようになられたこと…。
 そのお話を聞いて私は感動しました。私も最初は自分でピアノを弾けるようになるのが単純に嬉しかったのですが、やがて同じような思いのたくさんの大人ピアノの人たちに、何か自分が役に立つことはないか、と思うようになったからです。私はまだまだですが、Y.T.さんの夢もいつかかなう日が来ますように。
  また、最初にいただいたメールから、先日発売の拙著「大人のピアノ入門」に、ほんの一部ですが引用もさせていただきました。ありがとうございます。
「次回はぜひ東京でイベントなど開催して下さい(^○^)」」
(Message from 東京:桐生ももかさん・女性)

 この度は500回記念おめでとうございます☆
 an弾手さんの、ピアノを弾く人のための分かりやすい解説は、多くの初心者から作曲をする方までの役に立っていると思います。ピアノへの情熱とフランクなお付き合い、素晴らしいと思います。きっとお人柄も良いからでしょうね。

(an弾手より)
 声優やモデルとしてもご活躍の桐生ももかさん、東京「弾手の会」にも参加されているようですが、私はまだリアルではお会いしたことがありません。
 同じ弾手の会のこあらさんとのコラボで制作されたCDは、さっそく購入させていただきましたが、ももかさんのアニメチックな語りとこあらさんの優しいライアーの音色で、パリの街角のメルヘンの世界に連れて行ってくれました。
 いつかお会いして生の演奏や語りもお聴きしたいものです。これからもますますのご活躍を楽しみにしています。
「どうか1000回到達の快挙を見せてくださるよう今から期待しています」
(Message from 愛媛:森田義徳さん・男性)

 私は、今は亡き母が残してくれたヤマハのグランドを、まったくのド素人で、しかも独学自己流でいじくりまわして、この秋で10年になります。
 「ピアノを習いたいのだけど…」と母に声をかけると、「一本指でならね…」と軽くいなされたものです。「あなたの歳で、音楽理論から入るのはとても無理だから、自分の弾きたい曲をあれこれと弾いてみたら…」というアドバイスを受け、その時、書いてくれたハ長調の「ふるさと」の譜面が今では形見になりました。

(an弾手より)
 森田さんは76歳になられるそうです。ピアノをいじり始められて10年、ということは66歳の時に始められたということですね。このコラムも初期の頃から読んでいただき、折に触れご感想やご自身の近況などをお寄せいただいて、すっかりお友達のような気持ちになってしまいました(お会いしたことはありませんが)。
 お母様の思い出がいっぱい詰まったピアノとご一緒に、どうかこれからもピアノのある生活を楽しんでください。私も森田さんを見習ってコラム1000回目指して頑張りましょう!
「これからも、an弾手さんの本でいろんな方々の願いが叶いますように!!」
(Message from 熊本:住原恵美香さん・女性)

 連載500回おめでとうございます。
 ピアノに憧れているのに弾けないという人はたくさんいます。これからも、an弾手さんの本でいろんな方々の願いが叶いますように!!

(an弾手より)
 住原恵美香さんとはいつからお知り合いになったのか、はっきり思い出せません。私がコード奏法を習い始めた最初の頃?いくつかのライブバーで時々お見かけしていたような。でもほとんどお話したことはなかったですよね。
 というのも、住原さんはバリバリのプロピアニストで、私が親しく話し掛けられるような存在ではなかったのでした。それがいつの頃からか、拙い私のピアノを聴かれて「また弾いてください」と優しく声を掛けていただけるようになり嬉しかったです。
 これからも素敵なピアノの世界を覗かせてください。
「いや〜、団塊の世代のパワーには改めて驚かされます」
(Message from 埼玉:田島みるくさん・女性)

 アンダンテ様、500回記念おめでとうございます。
 わたくし、漫画家で作家、そしてレストランwan’Sのオーナーシェフ、さらに、実は数十年前にアンダンテ様のもとでデザイナーとして働いておりました田島みるくです。500回って・・・これはひとえにアンダンテ様がマメなのか、単純にしつこいのか?
 いやはや、冗談はさておき、500回12年続けるってすごいことです。その上、ピアノもめっきり上達されているご様子。いや〜、団塊の世代のパワーには改めて驚かされます。

(an弾手より)
 400回の時に続き、パワフルなメッセージをありがとうございます。本当に、数十年前、まだ我が社が出来立ての頃、みるくさんは社員第1号として入社してくれました。明るくエネルギッシュでユーモアたっぷり、素直で外ズラも内ズラも良く、そして仕事は速いっ、(加えて、美人っ!)と言うことなしのスタッフでしたよ。
 寿退社で上京された後はあっという間に売れっ子漫画家としてメジャーデビュー、その後小説家としてもご活躍、と思っていたら、今度はドッグラン施設の開設、そしてレストランオープン、オーナーシェフもやっているって?私には何が何か頭が追い付けませんです〜。
 今度上京の折にはレストランwan’Sで食事させてください。
「手にしたan弾手さんの本には、すでに『音楽の楽しさ』が満ち溢れていました」
(Message from 大阪:みかんぴあのさん・女性)

 本の内容はコード奏法でした。『コードで誤魔化しながらピアノを弾いても、本当の音楽とは言えないじゃん』と思いました。でも、同時に『本当の音楽って何だろう?』とも考えたのです。少なくとも、音楽は楽しいものであるはず。そして、それを伝えることができるのは、ピアニストや私のようなピアノの先生のはず。
 でも、手にしたan弾手さんの本には、すでに『音楽の楽しさ』が満ち溢れていました。悔しいけど、負けたと思いました。

(an弾手より)
 お会いしたこともない現役のピアノの先生からメッセージをいただいて感激しています。それも表面的なお世辞じゃなく、ピアノの先生にしか書けない様なお言葉だったので。
 私は単純に大人の素人ピアノとして、こうやったらとりあえず楽しめるよ、という世界で同じ仲間と楽しんでいるつもりなのですが、中にはピアノの(特にクラシックの)専門家の方から胡散臭い目で見られることもないこともないのです。そんな中、みかんぴあの先生には専門家としての正直なご感想と、その先のコード奏法の可能性にまで触れていただいて、ある意味私の方が目からウロコでした。
 これからもご意見いただけたら嬉しいです。
「聴く方から弾く方へスイッチする喜びを、少しでも多くの方に」
(Message from 香港:こあらさん・女性)

 an弾手さん、遅ればせながら連載500回記念、おめでとうございます。
 継続は力なり、と言われますが、an弾手さんのお陰でどれほどの人々が楽しいピアノライフを送れるに至ったことでしょう!
 an弾手さんの本は、私のように、決して音楽は嫌いでなかったのに、楽譜に忠実に弾かなければならない苦痛から、子供時代にピアノから遠ざかってしまった経験を持つ者にとっては、まさに希望の書でもありました。

(an弾手より)
 こあらさん、今回も香港からのメッセージ、ありがとうございます。
 東京「弾手の会」の皆さまと一緒に原宿表参道のスタジオで初めてお会いし、不思議なライアーという竪琴の可憐な音色にうっとりと聴き惚れたのはもう6年前の事になりますね。その後気が付くといつの間にか海外におられたり、ヨーロッパの珍しい古楽器をいくつも手にして演奏されていたり。いつも12月に海外から頂くクリスマスカードが楽しみになっています。
 ももかさんとのコラボステージも楽しそうですね。メルヘンチックな謎の多いこあらさんですが、これからも素敵な夢を私たちに届けていただけたら嬉しいです。
「an弾手さんの、コードにまつわる論理的な話が面白くて、しかもテーマに対して大変わかりやすく〜」
(Message from 東京:HARIMAOさん・男性)

 an弾手様、500回おめでとうございます。っと言うよりご苦労様です。東京の「弾手の会」HARIMAOです。
 500回ですか!長いですね!自分も年を取るわけです。私は元々ギターをかじっていたせいか、コード奏法なるものが、正直そんなに目新しいとは思いませんでした。それよりも、an弾手さんの、コードにまつわる論理的な話が面白くて、しかもテーマに対して大変わかりやすく、ファンに成ったしだいです。

(an弾手より)
 東京の「弾手の会」では、何度かお会いし、ピアノやギターの演奏を聴かせていただきましたね。いつもとても勉強熱心で、色々とご質問を投げ掛けていただいたのを覚えています。
 また離れていてもよくご質問のメールをいただき、私も日頃は何気なく当たり前の様に思っていることでも改めて考え直したり頭を整理したり、とても勉強になっています。
 最近はギターを中心にお仲間とのバンドでアレンジを楽しみながら演奏されているご様子、これからもお互い楽しい音楽生活をエンジョイしていきましょう。
「これからも、ピアノ生活が楽しくなるHPを続けて、世の中を明るくしてください」
(Message from 大阪:中川貴さん・男性)

 200回、300回、400回の特別号に、私もその時々の苦し紛れの泣き言や、そのたびそのたびに救われたお礼の気持ちなど書き散らしたことが、今は夢のような気持ちです。
 そして400回のあった年の9月19日、私を襲ったあの忌まわしい日からもう1年8ヵ月が経ちました。耳はやはり“相変わらず”の状態で、大橋ピアノ一人アクビをしています。
 私は、といえば、家内も歳ですのでその分のオサンドンやら、孫との喧嘩に明け暮れています。孫も小6ともなると、彼のお下がりの服を私が有り難く頂戴するような体たらくです。先日は模擬テストの問題(算数)をやらされ、2時間ねじり鉢巻きでした。

(an弾手より)
 今年88歳になられるんですね。80歳の頃から、ずっと定期的にレッスンレポートを送り続けていただき、ありがとうございました。また、ピアノ発表会の様子を撮影されたDVDもご謙遜メッセージとは別人の様な堂々とした演奏を拝聴・拝見させていただきました。
 1年8ヵ月前の事は、私も言葉がありません。突然の耳鳴りと難聴に襲われ、人生の楽しみにされていたピアノを諦められたとか。でもその後もお孫さんやご家族に囲まれて、賑やかに過ごされているご様子がうかがえ、嬉しく思っています。
 中川さんとの出会いは、私にとってan弾手コラム500回の歴史の中でもとても大きな存在です。これからも応援よろしくお願いいたします。
「その感動から8年、オフ会「弾手の会」でお仲間と出会えたり、赤坂のピアノハウスに出かけては人前演奏をしたりと〜」
(Message from 千葉:中島弾ディさん・男性)

 それまでピアノを弾いたことのない自分が、パソコン検索で最初に偶然出会ったのがan弾手さんのこの「ピアノ奮戦記」でした。第61回位からのコラムだったでしょうか。ピアノ鍵盤図と小指・人差し指・親指の指示がスーと目に入ったのが最初だったと思います。
 若い頃にフォークソングで少しかじったコードを思い出してすぐに馴染むことができ、この、目からウロコの魔法のような左手コード奏法が「初心者おじさんピアノ弾きっこ音楽事始め」になりました。こうしてピアノ演奏の自由な楽しさに導いて下さったan弾手さん、またこの「ピアノ奮戦記」に心から感謝申し上げます。

(an弾手より)
 中島弾ディさん、私の方こそ本当に感謝申し上げたいです。私のコラムを通して東京に「弾手の会」を立ち上げられ、たくさんのピアノ(音楽)仲間の輪を広げられた功績は素晴らしいと思います。そのおかげで私も東京を中心としたピアノ仲間とのリアル交流が出来ましたし、それまで会うこともなかった人たちに、音楽を通した出会いの機会を提供されたのではないでしょうか。
 そんなエピソードも、この度の拙著「大人のピアノ入門」(講談社+α文庫)の中で、ほんの少しですが触れさせていただきました。
 ご自身の音楽活動も進化されているみたいですね。いつかまた、皆さまと東京でお会いできるのを楽しみにしています。
「これだ!私はまさにこれ(この情報)が欲しかった!と、ものすごい勢いで読ませていただきました!感動しました。すごいです」
(Message from 東京:*花*さん・女性)

 本をご紹介いただいた日(金曜日)に早速Amazonのお急ぎ便で「お父さんのためのピアノ教室(目からウロコのピアノ速習法)」をポチッと買わせていただきました。
 そして土曜日には手に入れ、即、開封し一通り目を通し、すんなり夕方には「富士山」まで読み進め、弾くことができました!今は「故郷」を弾いています。
 楽しくて仕方ありません。こういうのが弾きたかったんです。こういう本が本当に欲しかったんです!(ちょっと興奮)。ありがとうございましたm(--)m

(an弾手より)
 初めてのメールをいただいてからまだ10日ほどしか経っていません。まさに興奮ぎみの熱い文面に、私も思わず長い返信を書いてしまいました〜。
 私のいくつもある本の違いについてのご質問でしたが、私も一生懸命お返事しましたところ、早速のお買い上げ!そして早速の感想メール!さらに、その本をあるミュージシャンの単回レッスン(それもネットで検索!)にも持参されての実践レポート、その間わずか1週間。すごいスピードと行動力ですね。私も思わずテンション上がってます(笑)。
 また何かありましたらいつでもメールくださいね。
「優しい音色と和やかトークで、これからも皆さんを癒してくださいませ」
(Message from 熊本:吉村理恵さん・女性)

 an弾手さま
 連載500回、そしてご出版、おめでとうございます!
 ライブハウスの店長という職業柄、"大人になって何か楽器を始めたい"というご相談を時々受けますが、その時はよくan弾手さまのお話を例にさせていただいております。
 皆さんが、生活の中で、生の音に触れる機会が少しでも多くなったら嬉しく思います。

(an弾手より)
 ライブハウス酔ingの看板店長・理恵さん、いつもありがとうございます。いつもフラ〜ッとドアを開けては一人でカウンターに座って(いつもの)ノンアルコールでトグロを巻いておりますan弾手です(笑)。
 しっかし。先日は私のピアノソロライブを開いていただき、ありがとうございました。そしてまた、7月31日にはan弾手のサマーライブ「Sweet Piani Night」第2回を予定していただきありがとうございます!(と、ここで宣伝っ)
 店長、これからも熊本の夜に素敵な音楽の時間空間を届けてくださいますように。
「ネットを徘徊してan弾手さんのコラムに遭遇、必死にバックナンバーを読み漁って勇気をもらいました」
(Message from 愛知:瑞花さん・女性)

 an弾手さんのご本が出てからもう9年にもなるんですね。
 大人になってからピアノのレッスンを受け始めたものの、あまりの上達の遅さにネットを徘徊してan弾手さんのコラムに遭遇。必死にバックナンバーを読み漁って勇気をもらいました。
 なかなかan弾手さんのように上達はしませんが、地道に練習しています。地道・・とはいうもののなかなか毎日鍵盤の前には座れず、発表会などの前になって焦ることもたびたびです。最近はドラムとベースをプロの方にお願いしてピアノトリオで〜

(an弾手より)
 このコラムの初期の頃からずっとコンタクトをいただいていた瑞花さん。いつも私に色々な刺激や気付きを与えてくださいました。私の最初の本「お父さんのためのピアノ教室」のあとがきには、しっかり瑞花さんの言葉を引用させていただいています。
 『全ては「思い」から始まる。あなたが「思い」を持った瞬間、思わない人との差が、すでに始まっている』
 私はこの言葉に触発されて最初の本を書きました。そして今でも、何かに行き詰った時にはよくこの言葉を思い出します。瑞花さんに感謝です。
「1年程前にan弾手さんのピアノを聴いて、音楽っていいな、ピアノっていいなと思いファンになりました」
(Message from 熊本:塩田弘美さん・女性)

 500回おめでとうございます。1年程前にan弾手さんのピアノを聴いて音楽っていいな、ピアノっていいなと思いファンになりました。
 奮戦記にしても、ピアノの練習にしても、コツコツ同じ事を続けられる姿勢に感動いたしました。

(an弾手より)
 お菓子の香梅のギャラリーでお会いしたのが最初でしたね。そこで私の突然の(私自身も予期していなかった)飛び入りピアノ演奏を聴いていただきありがとうございました。
 それ以来ネットでの交流だけですが、綺麗な花や風景の写真をよく拝見し、何だかいつもお会いしているような気がしています。
 いつか塩田さんのご専門のお話などもお聞きできればと思います。よろしければまた私のピアノも、ですね。
「これからはどんな行進をなさるのか楽しみです」
(Message from 熊本:minminさん・女性)

 an弾手さま
 500号おめでとうございます。500号とは、す、凄いです。最初の頃は宇宙に向って交信してるようだったと仰ってましたね。弛まぬ更新に多くの読者を得られ、演奏会やイベントそして著書の出版と多くのムーブメントを生み出していらっしゃる。今や、宇宙が拡張するかのように多方面でご活躍ですね。
 これからはどんな行進をなさるのか楽しみです。
 また、私も含め、後進の指導もいただけたら幸甚の至りです。

(an弾手より)
 『人生はキャバレー』をテーマに、いつも華やかなステージを魅せて下さるminminさん。日頃の物静かな雰囲気と、ステージでの超派手なパフォーマンスのギャップがとても魅力的で、いつも楽しみにしています。
 また、歌の合間の語り(朗読)もとても味があって、数年前、東京から白と黒さんが来熊された時の「ピアノを囲む会」では、私のピアノにあわせて詩の朗読をしてくださいましたね。ピアノを弾きながらとても心地良かったです。
 またいつか、コラボ出来たらいいなあと思っています。




(続く→原則毎週火曜日更新)

an弾手(andante)

■Q&Aコーナーのご質問を募集しています。
 随時、このコラムの中で取り上げてみようと思います。このコラムはコード奏法超初心者から中級の入口位の方を想定していますので、その範囲ならどんな内容でも結構です。メールお待ちしています!
piano-roman@kumamoto-bunkanokaze.com

ちょっと、ひと言。
 (2014年6月10日更新)
 先週(6月3日)更新の、この「ちょっと、ひと言」に書きましたが、500回感謝特別号にたくさん頂いた皆さまからのメッセージを1週間でバックナンバーに移すのもしのびなく、今週もそのままアップさせて頂いています。
 さて、an弾手のピアノソロライブ「Sweet Piano Night」まで、あとひと月ちょっと(7月31日開催)になりました。多分、あっという間にその日が来るんでしょうね。まだ全体の構想や演奏曲(約20曲?)の弾き込みがうまくまとまってなくてちょっと焦ってますが、ま、楽しみながら準備できればと思います。

(2014年6月3日更新)
 おとといの日曜日、自宅の隣の麦畑の収穫でした。昼過ぎから5〜6人の農家の方がコンバインを使ってみるみる刈り取りをされました。前日まで麦秋が広がっていた畑ですが夕方までにはすっかり刈り取られて、麦わらだけの広場に変わりました。そして昨日、熊本地方も入梅。こうして季節は過ぎていくんですね。
 このコラムも今回で500回。ここまで12年、たくさんの皆さまに訪問して頂き、またたくさんのメール、メッセージを頂きありがとうございました。まだしばらくは続けると思いますので(多分)、これからもどうかよろしくお願いいたします。
 なお、今回の500回にもたくさんの皆さまにメッセージをお寄せ頂きましたので、1週間でバンクナンバーに移すのはしのびなく、次週まで(2週間)掲載したいと思っています。
その場合でも、この「ちょっと、ひと言」だけは一週間後にまた新しいコメントを書かせて頂きます。
 

−an 弾手−
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