そこで、たとえばKey=Aの場合、HARIMAOさんが例として書かれている A Bm E A というコード進行をこの度数で見てみます。すると T Um X T (この際、話が簡単になるようにXに付いている7は省略して考えてみましょう)になっていることが分かると思います。
これをKey=Fに移調する場合は、FのKeyでの T Um X T というコード進行を使えばいいのです。 28ページのコード一覧を見てみると F Gm C F ということが分かりますね。
すると結果的にHARIMAOさんが考えられたコード進行と同じになってますよね! この度数表記でコード進行を考えればどんなKeyになっても全て同じ理屈が当てはまります。