ちょっと、ひと言。 |
先日、熊本城の横を車で通りました。石垣の間を抜けると、フロントガラスの向こうを一陣の風に乗って木の葉が吹雪のように舞っていきました。お城一帯に植えられている楠の大木から、大量の葉が散っているのです。見上げると梢には若い葉が一杯に芽を吹いて、初夏を待ち切れない陽射しの中にキラキラ輝いています。そんな話をしていたら、俳句をやる人から「それを春落葉って言うんだよ」と教えていただきました。
「ついでに言うと、春先、竹の葉が散るのを[竹の秋]、秋に竹の緑が濃くなるのを[竹の春]って言うんだ」とも。ウーン、ちょっぴり粋人になったような気分だ。それにしても、一斉にいのちが萌え出る季節になりましたね。なんか、ウキウキしてきますね。 |
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