●「100回連載おめでとうございます」(光子さん)からのメッセージ |
はじめてお便りします。メキシコ在住のこのページの愛読者です。実は私、九州にも四国にも行ったことがないのですが、遥か離れたメキシコから、毎週火曜日には欠かさず目を通していますので、地球も狭くなったものです。全部プリントアウトして綴じていますしね。
そもそもは、アマゾン・ドット・コムが何を思ったか、PIANO STYLEという、大人のピアノ初心者向けの、模範演奏CD,楽譜付の雑誌の案内をメールしてきたことに始まるんです。早速取り寄せてみて、楽譜を見ながら演奏を聞いたりすれば、実際に弾いてみたくなるじゃないですか。で、とりあえずキーボードを買ってきて、弾いてみた! いやぁ、さすが、乙女の祈りなんかは、30年ぶりにピアノを弾いたというのに、一発で弾けたんです。クラシックは、やっていましたので。2段譜だって、読めるんです。でも、ポピュラーとか、新しく楽譜を見ながら弾こうと思うと、うまくいかないんですね、これが・・・。
キーボードには、100曲模範演奏も入っていますし、楽譜も付いてきたのですが、これがまた、メロディーとコードネームしか書いてない!!!
ギターも弾いていたことがあるので、コードネームのことは知っていたのですが、Fとか、Amとか、弦を抑える指の形で覚えているので、何の和音なのか、実は知らなかったんですねぇ。もちろん、ディスプレーには、ご丁寧に指の位置が表示されますが、そんなもん、速すぎて間に合わない! 巻末にコード表が載っていたので、拡大コピーして、ポストイットに貼って、楽譜の横にペタペタというのもやってみたのですが、お手上げ! そこで、インターネットで検索して出会ったのが、このページなのです。いやぁ、本当に、助かりました~! 日本のように、本屋に走っていって教則本を探すという訳にもいかない場合には、特に。へぇ、なるほどねぇと、やっと理屈がわかったのですが、コードネームで弾くというのは、まだまだ。どうしても、2段譜がないと、落ち着かないというか・・・。大手出版社がこのページに目をつけたというのも、当然だと思います。 だって、分かりやすくて、親しみやすい説明で、専門家なんかよりはるかに教え上手。こういう本を待っていた!という人も多いと思いますよ。でもまぁ、コラムが面白いので、コードの勉強は二の次で愛読している人も多いのでしょうが。
日本の実家に帰れば、誰も弾かなくなったピアノがあるので、華麗なるアルペジオを披露して、パァ~っとデビューしたくて頑張っているのですが(とりあえず、曲が弾けないことには話になりませんものね)、道は遠い・・・・。
メキシコは、住宅事情の違いで、居間の片隅に、グランドピアノがあるというお家が多いですが、これにギターの一本でも加われば、たちまち歌えや踊れやの、のりのりのフィエスタになるのが、お国柄でして。(あ、庭の"片隅"に、自家用ヘリコプターが駐機しているっていうお家もありますが・・・。) みんな、正式に習ったとは思えないのに、上手いんですよ、演奏が。 いつか、私も自分で弾けたらなぁと思っているのですが、でも、子供の頃は嫌いだったピアノの練習も、不思議と苦になりませんが、筋肉痛というか、肩こりというか、体の方がいうことを利かないのが情けないです。それに、夜10時過ぎに帰宅して、朝6時には起きて出勤しなくちゃならないと、睡眠時間を確保する方が優先してしまって、練習がなかなかできないのも、ちょっとツライです。 な〜んて、言い訳してないで、華麗なるデビュー目指して、頑張りま〜す!
とにかく、100回連載、おめでとうございます! まだまだ続けて下さいね!
卜部光子(うらべみつこ) Love from MEXICO |
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